出願番号 |
特願2007-067623 |
出願日 |
2007/3/15 |
出願人 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
公開番号 |
特開2008-222533 |
公開日 |
2008/9/25 |
発明の名称 |
炭酸ガスバブリング法により形成した高純度のアラゴナイト組織を有する炭酸カルシウムの針状もしくは柱状粒子と其の製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、食品添加剤等の分野で広く利用される。 |
目的 |
添加物を必要としない高純度のアラゴナイト組織を有する針状ないしは柱状形状の晶出体と其の製造方法を提供する。 |
効果 |
従来、針状アラゴナイトは、カルサイト晶出を防ぐためインヒビターとしてMg、Fe、K等が使用されているが、かかる添加物を必要としない高純度のアラゴナイト組織を有する針状ないしは柱状形状の晶出体が得られる。 |
技術概要
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塩化カルシウム水溶液にアンモニア水を加えて目的とする形状に対応したpHに調整後、この溶液に60℃以上の温度でCO↓2ガスを吹き込むことにより、Mg、Fe等のイオンを含まない針状もしくは柱状形状を有するアラゴナイト組織を持った晶出体を製造する。尚、炭酸カルシウムの占める割合が98%より大きいアラゴナイト組織を有する針状ないし柱状形状を有するアラゴナイト組織を有する晶出体である。また、カルサイト析出を抑制するためのインヒビターを使用していないため高純度の炭酸カルシウムのアラゴナイト組織であり、安全性の面できわめて優れた利点を有し、例えば、食品添加用として利用可能性がある。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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