出願番号 |
特願2007-060391 |
出願日 |
2007/3/9 |
出願人 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
公開番号 |
特開2008-222597 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第4910150号 |
特許権者 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
発明の名称 |
β―フルオロ(フェニルスルホニル)メチル付加体の製造方法および光学活性βーフルオロメチルカルボニル誘導体の製造方法。 |
技術分野 |
有機材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、医農薬産業において重要な合成中間体として広く利用される。 |
目的 |
β−フルオロメチルカルボニル誘導体とその光学活性体を工業的スケールで効率良く製造し得る製造法を提供する。 |
効果 |
従来法と比較して、基質汎用性が広く、更に、光学活性な相間移動触媒を用いることで光学活性化合物を容易に合成することができる。 |
技術概要
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溶媒中、塩基触媒の存在下、式(1)[R↑1は水素、(置換)アルキル、アルケニル、アラルキル、アルキニル、アリール、アルコキシまたはアミノ;R↑2は水素、(置換)アルキル、アルケニル、アラルキル、アルキニルまたはアリール]で表せる共役カルボニル化合物を、式(2)[R↑3、R↑4は(置換)アルキル、アルケニル、アラルキル、アルキニルまたはアリール;R↑3及びR↑4が一体となって、環状構造の一部を形成してもよい]で示されるフルオロビススルホニルメタン類との共役付加反応させることにより、式(3)で示される光学活性β−フルオロ(フェニルスルホニル)メチル付加体を製造する。尚、溶媒中、光学活性な相間移動触媒存在下、式(1)で表せる共役カルボニル類と式(2)との不斉反応により、式(3)で表せるβ−フルオロ(フェニルスルホニル)メチル付加体を製造する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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