出願番号 |
特願2007-059504 |
出願日 |
2007/3/9 |
出願人 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
公開番号 |
特開2008-222459 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第5017650号 |
特許権者 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
発明の名称 |
中空シリカ粒子の調製方法 |
技術分野 |
無機材料、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、断熱塗料、低誘電材料、軽量フィラー、反射防止膜等の分野で広く利用される。 |
目的 |
毒性、強い臭気を持つアンモニアに変わる触媒を用いたシリカ中空粒子の合成方法を提供する。 |
効果 |
シリコンアルコキシドの加水分解反応の触媒として炭酸カルシウムを用いて、毒性、臭気などの問題を解消し、高品質の中空シリカ粒子を得る。 |
技術概要
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炭酸カルシウムをテンプレートとしたシリカ中空粒子を調製する方法において、シリコンアルコキシドの加水分解反応の触媒として炭酸カルシウムを用いる。尚、炭酸カルシウムを分散させたアルコール溶液に炭酸ナトリウム水溶液、シリコンアルコキシドを順次添加する。攪拌または振とうさせシリコンアルコキシドの加水分解反応を進行させた後にフィルターによるろ過あるいは遠心分離により未反応のシリコンアルコキシド及び炭酸ナトリウムを除去する。続いて、酸を添加してコアの炭酸カルシウムを溶解させ、ろ過あるいは遠心分離によってシリカ粒子を分離する。このとき分散性を保つために必要に応じて界面活性剤などの添加、pHの調整などを行う。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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