出願番号 |
特願2007-033827 |
出願日 |
2007/2/14 |
出願人 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
公開番号 |
特開2008-196022 |
公開日 |
2008/8/28 |
登録番号 |
特許第5200243号 |
特許権者 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
発明の名称 |
Fe−Mn系合金の制振特性向上方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
高制振材料の製造等に有用なFe−Mn系合金の制振特性向上に適用する。 |
目的 |
特定の熱処理を繰り返し行なうFe−Mn系合金の制振特性向上方法を提供する。 |
効果 |
材料組成を変化させずにFe−Mn系合金の制振特性向上が可能になる。 |
技術概要
 |
Fe−Mn系合金をオーステナイト領域温度で熱処理した後、水冷し、その後、液体窒素やドライアイスなどを用いたサブゼロ処理にて、より低い温度まで急冷する熱処理を繰り返す(トレーニング処理)ことによって材料の制振特性を向上させるFe−Mn系合金の制振特性向上方法にする。この熱処理プロセスの間に、材料への圧延や鍛造などの加工と、熱処理とを繰り返し行なう(加工トレーニング処理)ことによって、更に材料の制振特性を向上させるのが好ましい(図)。これにより、材料に加工と熱処理を繰り返し施すことによって、制振特性を支配するεマルテンサイト相を微細化し、そのマルテンサイト相の数密度(単位体積あたりの個数)を増加させることにより、材料組成を変えることなく材料の制振特性を向上させることが可能になる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|