出願番号 |
特願2005-269224 |
出願日 |
2005/9/15 |
出願人 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
公開番号 |
特開2007-077100 |
公開日 |
2007/3/29 |
発明の名称 |
エポキシ化合物の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
エポキシ化合物 |
目的 |
ルテニウム錯体を利用してオレフィン結合を有する被酸化物を酸化してエポキシ化合物を製造する方法であって、酸化剤としてアルキルヒドロペルオキシドおよび/またはアリールアルキルヒドロペルオキシドを用いて、エポキシ化合物を効率よく製造する方法を提供する。 |
効果 |
ルテニウム錯体が吸着した錯体複合材料を用いることにより、目的とするエポキシ化合物をより効率よく製造し得る。 |
技術概要
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オレフィン結合を有する被酸化物を酸化してエポキシ化合物を製造する方法である。ピリジン骨格を有する配位子を備えるルテニウム錯体がメソ多孔体に吸着した錯体複合材料を用意する、次に錯体複合材料と被酸化物とを酸化剤の存在下に共存させて被酸化物の有するオレフィン結合からエポキシ基を生じさせる。ここで、酸化剤としてアルキルヒドロペルオキシドおよび/またはアリールアルキルヒドロペルオキシドを用いる。酸化剤として炭素数3〜5のアルキルヒドロペルオキシドを用いる。被酸化物の有するオレフィン結合であってエポキシ基を生じさせる対象となるオレフィン結合1モルに対して0.01当量以上の酸化剤を使用する。配位子は、式で表される。式中、R↑1、R↑2は、アルキル基等、Q↑1、Q↑2は、−NH−、−N↑−−等、X↑1、X↑2は、アルキル基等、X↑1、X↑2は結合して−CH=CH−基を形成していてもよい。aは0〜3の整数を示す。bは0〜3の整数を示す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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