浮力を伴う乱流の流体的及び熱的諸特性の推定方法及び推定プログラム

開放特許情報番号
L2009004731
開放特許情報登録日
2009/8/7
最新更新日
2011/9/9

基本情報

出願番号 特願2005-078548
出願日 2005/3/18
出願人 国立大学法人 名古屋工業大学
公開番号 特開2006-258391
公開日 2006/9/28
登録番号 特許第4797157号
特許権者 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 浮力を伴う乱流の流体的及び熱的諸特性の推定方法及び推定プログラム
技術分野 その他
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 浮力を伴う乱流の流体的及び熱的諸特性の推定システム
目的 熱移動によって発生した浮力を伴う乱流の流体的及び熱的諸特性を推定する方法およびコンピュータによって実行可能な、浮力を伴う乱流の流体的及び熱的諸特性の推定プログラムを提供する。
効果 レイノルズ応力を強制対流に関する項Fと浮力に関する項Gの和で表し乱流熱流速を強制対流に関する項Ftと浮力に関する項Gtの和で表しているので乱流の諸量を正確に予測することができ、かつこれらの式が重力の方向にかかわらず統一された式なのでいかなる重力方向であっても、同一式で計算し予測することが可能となる。
技術概要
熱移動を伴う流れ場についての乱流の2方程式モデルにおいて、レイノルズ応力を式1、強制対流に関する項をF、浮力に関する項をGとすると式2を用いてレイノルズ応力を算出して、速度場の計算をし、乱流熱流束を式3、乱流熱流束の強制対流に関する項をFt、乱流熱流束の浮力に関する項をGtとすると、式4の式を用いて乱流熱流束を算出して、速度場における温度場の計算をする乱流流れ場の速度分布、温度記分布、レイノルズ応力、乱流熱流束等の特性値の推定方法である。図1は乱流の熱的・流体的諸元を求めるフローチャートである。図2は乱流の熱的・流体的諸元の推定プログラムを実行して、シュミレーションするために用いられるコンピュータ1の電気的構成を示すブロック図である。ステップa1で、コンピュータ1によりプログラムが実行され、計算すべき流体、形状、温度等の与条件が入力手段2により入力して初期設定する。乱流の熱的・流体的諸元の推定プログラムは記憶手段3に記憶され演算処理装置4からの実行指令によって読み出されて実行し、出力手段である表示手段5に計算結果を表示させ、乱流の熱的・流体的諸元の推定システムを構築する。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 コンピュータにより乱流諸元の推定プログラムが実行され、手段により、乱流諸元を生成するために必要な、例えば、流れ場の形状、流体的及び熱的条件を特定するための諸元、格子点などの各種データが入力されると、演算手段は前記入力手段から入力されたデータに基づいての式を使って、速度場支配方程式と温度場支配方程式を解き、速度及び温度等の乱流諸元を演算し、出力手段にその演算結果を表示することができる。出力手段に乱流の速度及び温度に関する諸元が表示されるので、乱流の予測ツールをコンピュータ上に実現できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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