出願番号 |
特願2005-056368 |
出願日 |
2005/3/1 |
出願人 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
公開番号 |
特開2006-240900 |
公開日 |
2006/9/14 |
登録番号 |
特許第4714859号 |
特許権者 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
発明の名称 |
硫化銅ナノ粒子の合成方法 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
硫化銅ナノ粒子 |
目的 |
光学機能材料、電子デバイス等への応用が期待できる硫化銅ナノ粒子を、従来の合成方法と比較して温和な系かつ安価で工業的に有益な方法で合成する。 |
効果 |
大気雰囲気下で安定かつ無害な原材料である酢酸銅またはアセチルアセトン銅を用いることにより、従来の合成方法と比較して温和な系かつ安価で工業的に有益な方法を実現できる。 |
技術概要
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銅−界面活性剤塩を有機溶媒中において、硫黄−ドデカンチオール溶液と混合する硫化銅ナノ粒子の合成方法である。酢酸銅またはアセチルアセトン銅をオレイルアミンまたはドデカンチオールにより錯体化させ、ドデカンチオール中に溶解させた硫黄で硫化する。この硫化銅ナノ粒子は、球状、コイン状、フィルム状および/または紐状である。この球状ナノ粒子の粒径を反応温度または界面活性剤濃度により制御する。このコイン状、フィルム状、紐状粒子を界面活性剤の混合比を制御し、室温・大気雰囲気においても安定化させることで、形態制御を行う合成方法である。図に実験装置図を示す。温度測定や、反応途中でサンプリングを行う必要があるため、四つ口フラスコを用いる。溶液の温度制御は、温度制御装置に接続された熱電対とマントルヒーターを用い、PID制御により自動化されている。また、溶媒は反応容器上部に取り付けた冷却器により、回収・循環させているため、ほぼ一定量に保たれる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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