球状カプセル型全方位内視鏡

開放特許情報番号
L2009004722
開放特許情報登録日
2009/8/7
最新更新日
2011/2/4

基本情報

出願番号 特願2004-252793
出願日 2004/8/31
出願人 国立大学法人 名古屋工業大学
公開番号 特開2006-068109
公開日 2006/3/16
登録番号 特許第4649606号
特許権者 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 球状カプセル型全方位内視鏡
技術分野 生活・文化
機能 安全・福祉対策
適用製品 球状カプセル型全方位内視鏡
目的 胃等の検知部位の撮影において死角を生じさせない上、異常を検知した場合に当該異常箇所の検知部位における位置を容易に把握できるカプセル型内視鏡を提供する。
効果 カプセルが球状に形成されているので、生体内部(例、消化器内部)をスムーズに流下させることができる。また、カプセル内に複数のカメラが内蔵されており、同一の姿勢で同時に全方位の映像を入手することができるので、撮影において死角を生じさせず、所望する部位(例、胃等の臓器)をくまなく検査できる。
技術概要
生体内部に留置させた状態で生体内部の画像情報を得るためのカプセル型内視鏡1は、球状に形成されたカプセル2の内部に、2つ以上のカメラ4a、4b…が内蔵されており、同一の姿勢で同時に全方位の画像情報を得ることが可能である。カプセル2の姿勢に関する姿勢情報を得るための姿勢センサ5が内蔵されており、その姿勢センサ5によって検出された姿勢情報を外部に出力することが可能である。各カメラが、カプセルの表面であってカプセルに内接する正四面体の各頂点に相当する位置に設置されている。カプセル内視鏡1は、硬質の合成樹脂によって球状(直径約10mm)に形成されたカプセル2内に、生体内部を撮影するための4個のカメラ4a〜4d、撮影用の光源である4個の発光体3、3‥、自己の姿勢を検知するための姿勢センサ5、電源であるバッテリ6、作動を制御するための制御回路12、外部と信号の送受信を行うための送受信回路13等を内蔵したものである。各カメラ4a〜4dは、全周方向に亘って225度の角度に亘って画像を撮影することができる広角なレンズ7を本体8に取り付けたCCD(固体撮像素子)カメラである。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 カプセルの姿勢に関する姿勢情報を外部に出力することができるため、検査部位に異常が見られた場合には、その異常が検知された映像情報と、出力された姿勢情報とを対応させることにより、その異常箇所の検査部位における位置関係を容易に把握可能となる。
改善効果2 各カメラがカプセルに内接する正四面体の各頂点に相当する位置に設置されているため、カメラの数が比較的に少ないシンプルな構造であるにも拘わらず、撮影時に死角を生じさせることなく、所望する部位を効率的に検査できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT