出願番号 |
特願2004-170363 |
出願日 |
2004/6/8 |
出願人 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
公開番号 |
特開2005-348822 |
公開日 |
2005/12/22 |
登録番号 |
特許第4500997号 |
特許権者 |
国立大学法人 名古屋工業大学 |
発明の名称 |
生体吸収型治療診断装置 |
技術分野 |
生活・文化、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
生体吸収型治療診断装置 |
目的 |
病原細胞の存在を起因とした病気の治療に効果的であり、病原細胞以外の組織に損傷を与えず、副作用をもたらさない治療を可能とする治療装置を提供する。 |
効果 |
この治療装置は、充電機能および放電機能を有しているとともに、放電された電気を熱に変換することが可能であるため、この治療装置を充電した上で、癌等の病原細胞に直接的に投与すれば、病原細胞内で発熱することにより、病原細胞以外の組織に損傷を与えず、副作用をもたらすこともなく、非常に効果的に病原細胞を死滅させることができる。 |
技術概要
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リン酸塩ゲルを主体として形成された本体と、その本体の対向する部位に設置された電極とを有しており、充電機能および放電機能を有する治療装置である。電極はカーボンからなるものである。カーボンからなる電極の設置部分以外のリン酸塩ゲルの外周が、ポリ乳酸および/またはポリグリコール酸によって被覆されている。外周は、リン酸塩ゲルおよびカーボンからなる電極より電気抵抗の大きい物質で覆われている。治療装置Mは、略球状のリン酸亜鉛ハイドロゲル1の対向する2つの部位に、カーボンと澱粉糊とからなるカーボン電極2、2が塗布されている。また、カーボン電極2、2を塗布した部分を除くリン酸亜鉛ハイドロゲル1の外周が、絶縁体であるポリ乳酸とポリグリコール酸との混合組成物3によって被覆されている。かかる治療装置Mは、カーボン電極2、2に電圧を印可して充電した後に、発熱体4で被覆し、癌等の病原細胞に注射器等を利用して直接的に投与すると、病原細胞内で発熱し、病原細胞を死滅させることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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