エステル合成用触媒及びエステルの製造方法

開放特許情報番号
L2009004518
開放特許情報登録日
2009/7/17
最新更新日
2020/10/21

基本情報

出願番号 特願2007-080053
出願日 2007/3/26
出願人 国立大学法人名古屋大学
公開番号 特開2008-238007
公開日 2008/10/9
登録番号 特許第4802335号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 エステル合成用触媒及びエステルの製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 エステル合成用触媒に適用する。
目的 特定の化学構造を有するエステル合成用触媒を提供する。
効果 この触媒を使用することにより、高効率で、目的とするエステル化合物を合成できる。
技術概要
(A)式1(R↑1、R↑2は1価の炭化水素;R↑3はH、R↑1と環を形成している1価の炭化水素)で表される化合物、または、式PR↓3(Rはアルキル、アルケニル等)で表される有機ホスフィン化合物と、(B)式2(R↑5〜R↑1↑0はH、電子求引性基)で表される化合物と、を含有するエステル合成用触媒にする。例えば、式3に示すように、4−ジメチルアミノピリジン(A成分)と1,3−ビス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]チオ尿素(B成分)とをヘプタン溶媒に溶解して触媒を調製した後、無水ベンジルアルコール及びフェニル酢酸メチルを加え、90℃の温度において加熱還流し、エステル交換反応を行うことにより、目的とするフェニル酢酸ベンジルが得られる。尚、この触媒は、溶媒中に存在するかもしくは溶媒を留去して残渣として存在していてもよく、また、調製した状態でそのまま用いてもよく、更に、触媒として単離することなく、反応溶媒中で形成させ、そのまま引き続き反応に用いることもできる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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