ロッド状多孔質シリカ粒子

開放特許情報番号
L2009004473
開放特許情報登録日
2009/7/17
最新更新日
2015/9/28

基本情報

出願番号 特願2009-079589
出願日 2009/3/27
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-228986
公開日 2010/10/14
登録番号 特許第5382700号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 ロッド状多孔質シリカ粒子
技術分野 化学・薬品、生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 ロッド状多孔質シリカ粒子
目的 アスペクト比を0.1〜1未満に制御したロッド状多孔質シリカ粒子の工業的な製造技術を提供すると共に、シリカ純成分からなる単分散性に優れた新規なロッド状多孔質シリカ粒子を提供し、それを用いた生体に安全な生体内埋入材料や珪素徐放性薬剤を提供する。
効果 ロッド状多孔質シリカ粒子は、高比表面積、細孔径の均一性、単分散性等の特徴を併せ持つことから、生体埋入材料や珪素を徐放させるための珪素徐放性薬剤として利用する際の問題点となる細胞毒性がほとんどないため、これらの用途に利用できる。また、長さ0.5μm以下、アスペクト比0.1〜1未満で、シリカ純成分の単分散性に優れたロッド状多孔質シリカ粒子を得ることができる。
技術概要
透過型及び走査型顕微鏡観察により、ハニカム状に規則配列したメソ孔径3nm以上の一次元チャンネル状細孔が貫通する方向の粒子の長さが0.5μm以下で、この粒子伸張方向に垂直な粒子断面の長さとの比をアスペクト比とする時、アスペクト比が0.1〜1未満のロッド状の形態を有する粒子であって、水分散系における粒度分布ピーク(体積基準)の最大値が10μm以下の範囲に認められる緩い集合体を形成している、シリカ骨格中のSi元素が他金属で置換されていないロッド状シリカ多孔質粒子である。この製造方法は、酸性水溶液及び非イオン性界面活性剤の混合液に、アルカリ珪酸塩水溶液を45℃から60℃未満の温度条件下で攪拌しながら混合し、反応溶液に白濁が認められない反応時間内に撹拌を停止した後、50℃から200℃の範囲の温度で熟成して得られる固体生成物を、分離・洗浄、乾燥後、非イオン性界面活性剤を除去する。図1は本発明のロッド状多孔質シリカ粒子1個の概念図、図2はロッド状多孔質シリカ粒子のTEM像、である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 この製造方法では、ロッド状多孔質シリカ粒子の前駆体である界面活性剤を含んだロッド状有機無機メソ構造体を10分から数時間という極めて短時間で作製でき、酸性溶液中で生成した上記界面活性剤を含んだロッド状有機無機メソ構造体を、酸性溶液中でそのまま熟成したり、あるいは酸性溶液から分離・洗浄後熟成を行うことができる。
改善効果2 また、この製造方法では、ロッド状のマクロ形態ばかりでなく、ハニカム状規則構造を有する7nm以上の開口径の1次元メソチャンネルだけでなく、メソチャンネルとマイクロ孔が共存するシリカ純成分のロッド状多孔質シリカ粒子を得ることができる。
改善効果3 更に、この製造方法は、安価な原料を使用し、ほとんどの反応時間が静置もしくは攪拌条件による熟成工程であることから工業規模への応用も容易である。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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