有機無機複合材料の製造方法

開放特許情報番号
L2009004439
開放特許情報登録日
2009/7/17
最新更新日
2015/9/28

基本情報

出願番号 特願2009-058934
出願日 2009/3/12
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-209030
公開日 2010/9/24
登録番号 特許第5360814号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 有機無機複合材料の製造方法
技術分野 有機材料、無機材料
機能 材料・素材の製造、表面処理
適用製品 有機無機複合材料、有機ケイ素化合物、シランカップリング剤、ケイ素原子上に芳香環を有する有機ケイ素化合物
目的 有機無機複合材料を得る手法としてシランカップリング剤を用いる方法が一般的である。しかし、アルコキシシラン類は容易に加水分解してしまい、加水分解性を改良したものは有機修飾基が限定されるという問題があった。そこで、加水分解性が低く取り扱いが容易で、種々な有機修飾基を有する広範な有機ケイ素化合物をシランカップリング剤として使用することができ、しかも、脱アリール反応といった簡便な脱離反応により、多種類かつ有機修飾度の充実した有機無機複合体を工業的に有利に製造することを目的とする。
効果 この技術によると、有機ケイ素化合物の分子内に加水分解性を有する高反応性シリル基や高反応性のオレフィン炭素炭素二重結合を有するシランカップリグ剤を用いなくても多種類かつ有機修飾度の充実した有機無機複合体を得ることができる。そのため有機ケイ素化合物としては、加水分解性が低く取り扱いが容易なものを選択的に使用することが可能となる。
技術概要
この有機無機複合材料の製造方法は、ケイ素原子上に芳香環を有する有機ケイ素化合物と無機酸化物とを反応させ、この芳香環を脱離させることにより、有機ケイ素化合物と無機酸化物との間に共有結合を形成させて有機無機複合材料を得ることからなる。このケイ素原子上に芳香環を有する有機ケイ素化合物として、一般式(1)(R↑1〜R↑5は、水素原子または電子供与性基を、Yは有機修飾基を、nは1〜3の整数を表す。)で表される有機ケイ素化合物を挙げることができる。好ましくは、一般式(1)で表される有機ケイ素化合物のR↑1〜R↑5が、水素原子、アルコキシ基、またはアルキル基のもの、特に、R↑1、R↑2、R↑4およびR↑5が水素原子のものが好ましい。無機酸化物材料としてはシリカまたはケイ素を含む複合酸化物が好ましい。図は、有機無機複合材料が製造される過程の推定される反応機構、有機無機複合材料の↑2↑9Si−CPMAS及び↑1↑3C−CPMASスペクトルを示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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