DNA3’末端の修飾基除去用酵素試薬

開放特許情報番号
L2009004438
開放特許情報登録日
2009/7/17
最新更新日
2015/9/28

基本情報

出願番号 特願2009-057877
出願日 2009/3/11
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-207160
公開日 2010/9/24
登録番号 特許第5299964号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 DNA3’末端の修飾基除去用酵素試薬
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策、食品・飲料の製造
適用製品 DNA3’末端の修飾基除去用酵素試薬、DNA3’末端ヌクレオチド3’位に結合したリン酸エステルの切断用酵素試薬、DNAポリメラーゼ、耐熱性DNAポリメラーゼ、PCR遺伝子増幅、リアルタイムPCR、古代生物の損傷遺伝子の修復・増幅
目的 DNAポリメラーゼは、DNAシークエンス反応、遺伝子増幅反応、DNAの放射活性標識、変異遺伝子の試験管内合成等に有用な酵素である。しかし、DNAポリメラーゼの有する作用、機能、性質についての全容は未だ明らかになってはおらず、未知の作用、機能を有する可能性は否定できない。そこで、DNAポリメラーゼ、特に耐熱性のDNAポリメラーゼの未知の機能を探索、発見し、この機能を生かしたDNAポリメラーゼの新たな用途、あるいはその利用法を提供する。
効果 DNA3’末端に蛍光、ビオチン、酵素等の標識リン酸エステル基あるいは他の修飾リン酸エステル基を有していても、そのほとんどを切除し、3’末端からの相補鎖伸長が可能となる。このようなDNAポリメラーゼの基質特異性の低い修飾リン酸エステルの切断活性およびその後の相補鎖伸長活性を利用することにより、例えばPCRによる遺伝子増幅法あるいは古代生物の損傷遺伝子の修復、増幅が極めて簡便に行えるようになる。
技術概要
DNAポリメラーゼからなる、DNA3’末端ヌクレオチド3’位に結合した遊離または修飾リン酸エステルの切断用酵素試薬及びこの試薬の使用法に関する。DNAポリメラーゼに見いだされたホスホエステラーゼ活性により、DNAの3’末端におけるヌクレオチドのデオキシリボース3’の水酸基が修飾リン酸基によりエステル化されたエステル部分を加水分解するために用いるものである。DNAポリメラーゼによる修飾リン酸エステルの加水分解は、テンプレートDNAの非存在下でも進行するが、テンプレートとなるDNAと修飾リン酸エステルを3’末端に有するDNAとがハイブリダイズしている場合、DNAポリメラーゼは、基質となるヌクレオシド三リン酸の存在下、修飾燐酸エステルを切断し、3’末端からテンプレートDNAの配列に対応する相補鎖を伸長し2本鎖DNAを形成する。このようなDNAポリメラーゼとしては、好熱性古細菌である、パイロコッカス・ホリコシ由来の耐熱性DNAポリメラーゼが、修飾エステル基の加水分解が特に高く、また修飾基の種類によらず基質特異性が広い点で好ましく用いられる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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