単純ヘルペスウイルスに対するアプタマー

開放特許情報番号
L2009004384
開放特許情報登録日
2009/7/17
最新更新日
2015/9/28

基本情報

出願番号 特願2009-024478
出願日 2009/2/5
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-207491
公開日 2009/9/17
登録番号 特許第5610459号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 単純ヘルペスウイルスに対するアプタマー
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 単純ヘルペスウイルスに対するアプタマー、単純疱疹へルペスウイルスI型(HSV−1)の抗ウイルス剤、単純疱疹へルペスウイルスI型(HSV−1)の検査薬
目的 単純疱疹へルペスウイルスはI型(HSV-1)とII型(HSV-2)がある。HSV-1による感染症は,通常は,唇の辺縁部あるいは外鼻孔の水疱発疹を特徴とし、HSV-2は性器にこのような発疹を生じる。この技術は、HSV-1を標的とするアプタマー(機能性核酸)を取得し、HSV-1に対して有効でかつ副作用のない抗ウイルス剤、及びウイルス検査薬を新たに提供する。
効果 このアプタマーは、抗HSV-1作用を有し、この作用はHSV-1の宿主細胞との膜融合を介して生じる細胞内侵入に関与するgDドメインに対し特異的に結合しHSV-1の細胞内侵入を妨げることに起因しており、細胞の受容体には影響を及ぼさないから、副作用もなく、アプタマーは抗HSV-1剤として極めて有用である。また、HSV-1とHSV-2は遺伝子配列が近似しており、従来の抗体検査薬ではしばしば交叉反応が生じ、正確にHSV-1のみを検出できない。しかしこのアプタマーはHSV-1のみ認識し、両者を識別可能であるので、この点でHSV-1の検査薬としても優れている。
技術概要
HSV-1単純疱疹ヘルペスウイルス(HSV-1)のgDドメインに高度に親和性を有し特異的に結合する結合能を有するRNA分子アプタマーを周知のSELEX法を用いて作成する。このアプタマーは、HSV-1の宿主細胞の侵入を防ぎ、抗ウイルス作用を有し、HSV-1には結合するがHSV-2には結合せず、宿主細胞の受容体には結合せず、HSV-1に対する抗ウイルス剤あるいはHSV-1の検査薬として有用である。さらにアプタマーRNAの短縮化、構成塩基の変換によるgDドメインに対する結合活性の向上、並びに修飾塩基による置換及びアプタマーRNA’末端のインバーストデオキシチミジンあるいはポリエチレングリコールによる修飾によってリボヌクレアーゼ耐性が付与され、その効力をさらに増大させることも可能であり、また、このアプタマーを短縮化することにより、その生産効率を向上することも可能である。このように、この技術によるアプタマーは、特に抗HSV-1剤としてリード化合物になりうるものであって、その医薬開発等において大いに貢献するものである。図において、アプタマー1はgDドメインに高度に親和性を有し特異的に結合するアプタマー、アプタマー1Cはアプタマー1と相補的な配列をもつ比較対象である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2017 INPIT