中空微細線状金属酸化物集積体及びその製造方法

開放特許情報番号
L2009004351
開放特許情報登録日
2009/7/10
最新更新日
2012/8/21

基本情報

出願番号 特願2005-195399
出願日 2005/7/4
出願人 国立大学法人福井大学
公開番号 特開2007-008791
公開日 2007/1/18
登録番号 特許第5017602号
特許権者 国立大学法人福井大学
発明の名称 中空微細線状金属酸化物集積体及びその製造方法
技術分野 繊維・紙
機能 材料・素材の製造
適用製品 中空微細線状金属酸化物集積体
目的 多数の均一径状の中空微細線状金属酸化物が平面方向に配列して集積している中空微細線状金属酸化物集積体、及びその製造方法を提供する。
効果 多数の均一径状の中空微細線状金属酸化物が平面方向に配列して集積した中空微細線状金属酸化物集積体は、中空微細線状金属酸化物体の外径が650nm以下であるため、比表面積も大きく、多数の中空微細線状金属酸化物の配列が均等となりフィルタとした場合に一様な有機物分解性能を得る。
技術概要
多数の均一径状の中空微細線状金属酸化物が平面方向に配列して集積した中空微細線状金属酸化物集積体である。中空微細線状金属酸化物の外径は、250nm〜650nmである。中空微細線状金属酸化物集積体はTi、Zn、Sr、Fe、Ta、W、Sn、Bi、Ni、Cu、Si、Ceから選ぶ1種以上を含む金属の酸化物よりなる。中空微細線状金属酸化物集積体を多孔質体に担持させてガス透過性フィルタ又は液体透過性フィルタとして使用する。微細線状合成樹脂体集積体はポリビニルアルコール系合成樹脂材又はセルロース誘導体系の合成樹脂材よりなる。多数の均一径状の微細線状合成樹脂体3を平面方向に配列して集積させて微細線状合成樹脂集積体4とし、次に、微細線状合成樹脂体集積体4を構成する微細線状合成樹脂体3の周囲に有機金属化合物をコーティングし、その後、有機金属化合物がコーティングされた微細線状合成樹脂集積体4を高温加熱し、有機金属化合物を焼成して微細線状合成樹脂体3を焼失させ、多数の中空微細線状金属酸化物が平面方向に配列して集積した中空微細線状金属酸化物集積体を得る中空微細線状金属酸化物集積体の製造方法である。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 均一径状の中空微細線状金属酸化物であるために枝分かれがない。また平面方向に配列して集積しているため、全体が均一となり、且つ中空微細線状金属酸化物同士の接合部も表面接触しており、従来のように融合一体化するものとはならない。
改善効果2 製造方法は、枝分かれのない中空微細線状金属酸化物を全体に均一に集積でき、密度の高い中空微細線状金属酸化物集積体を容易に製造することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT