出願番号 |
特願2005-219695 |
出願日 |
2005/7/28 |
出願人 |
国立大学法人福井大学 |
公開番号 |
特開2007-031387 |
公開日 |
2007/2/8 |
登録番号 |
特許第4378531号 |
特許権者 |
国立大学法人福井大学 |
発明の名称 |
腸管機能亢進剤とこれを用いた壊死性腸炎の治療または予防方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
安全・福祉対策、材料・素材の製造 |
適用製品 |
腸管機能亢進剤 |
目的 |
腸管機能(腸管成熟)を亢進させ、壊死性腸炎、特に、未熟児における腸管の未熟性に起因する壊死性腸炎を効率良く防止して治療効果を発揮することができる、新しい腸管機能亢進剤を提供する。 |
効果 |
腸管機能(腸管成熟)を亢進させ、壊死性腸炎、特に、未熟児における腸管の未熟性に起因する壊死性腸炎を効率良く防止して治療効果を発揮することができる。 |
技術概要 |
腸管成熟を亢進する機能を有する肺サーファクタントを有効成分として含有する腸管機能亢進剤である。胎脂をさらに含有させ、胎脂を包含する分子集合体ミセルとして形成されている。胎脂は、自家由来である。パルミチン酸およびステアリン酸の少なくともいずれかをさらに含有させ、包含する分子集合体ミセルとして形成されている。この腸管機能亢進剤を哺乳動物の未熟児に投与することにより、腸管成熟を亢進させ、腸管の未熟性を起因とする壊死性腸炎を防止する方法である。肺サーファクタントは、たとえば、合成ペプチドからなる肺サーファクタント、リン脂質、中性脂質、総コレステロールおよび炭水化物等からなる物質等各種の肺サーファクタントが使用できる。効率よく腸管機能を亢進させ、また、投与(もしくは摂取)しやすくするため、必要に応じて、薬理学的成分をさらに含有させてもよい。この薬理学的成分は、たとえば、懸濁剤やシロップ剤等のような経口液体状の薬剤は、水、生理食塩水、シュクロース等の糖類等を使用して製造できる。胎脂は、ラノリン脂肪酸コレステリル(LFC)を主成分とした皮脂の一種である。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|