高分子繊維材料のメッキ前処理方法及びメッキ方法、高分子材料の被膜形成方法、導電性繊維材料の製造方法並びに導電性材料の製造方法

開放特許情報番号
L2009004349
開放特許情報登録日
2009/7/10
最新更新日
2009/7/17

基本情報

出願番号 特願2005-240569
出願日 2005/8/23
出願人 国立大学法人福井大学
公開番号 特開2007-056287
公開日 2007/3/8
登録番号 特許第4314370号
特許権者 国立大学法人福井大学
発明の名称 高分子繊維材料のメッキ前処理方法、メッキ方法及び被膜形成方法並びに導電性繊維材料の製造方法
技術分野 繊維・紙
機能 表面処理
適用製品 導電性繊維材料
目的 超臨界流体又は亜臨界流体を用いることで従来のエッチング処理が不要になるとともに簡略化された工程でメッキ用金属触媒を高分子繊維材料に付与することができるメッキ前処理方法及びメッキ方法を提供する。
効果 超臨界流体又は亜臨界流体の高拡散性及び高浸透性を生かし、有機金属錯体を高分子繊維材料に効率よく含浸又は付着させることができるとともに、含浸又は付着した有機金属錯体をメッキ用金属触媒に還元して活性化させることでメッキ前処理が極めて少ない工程数で短時間に行うことが可能となる。
技術概要
反応室30内に高分子繊維材料Mを配置し、供給室31内に有機金属錯体を投入する。高圧ボンベ1からシリンジポンプ2に液体二酸化炭素が供給されて所定圧力に昇圧されて超臨界状態となった二酸化炭素が反応器3に導入されると、供給室31内で超臨界流体と有機金属錯体とが混合して反応室30に流下し、撹拌装置33により撹拌されて有機金属錯体が溶解しながら超臨界流体とともに高分子繊維材料に含浸する。反応器3に設けられたヒータ32により反応室30内の温度を還元温度に設定することで、含浸した有機金属錯体が還元されて材料表面にメッキ用金属触媒が析出するようになる。高分子繊維材料は、アラミド繊維又はポリバラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維からなる。超臨界流体又は亜臨界流体は、CO↓2、H↓2O、N↓2、NH↓3、O↓2、メタン等である。メッキ用金属触媒は、金、白金、パラジウム、ニッケル等である。還元剤は、水素、テトラヒドロホウ酸ナトリウム等である。無電解メッキ処理では、銅、銀、金等を含むメッキ液が用いられる。有機金属錯体は、金、白金、パラジウム、ニッケル等の金属を含む。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 超臨界流体又は亜臨界流体を用いることで、加圧と減圧の繰り返しにより流体を循環して使えるため、従来のメッキ前処理における廃液処理が不要となる。
改善効果2 超臨界流体又は亜臨界流体を高分子繊維材料に接触させると、高分子繊維材料を膨潤させて有機金属錯体が膨潤により生じた隙間に埋め込まれるようになり、その後還元処理で触媒性を有する金属を露出させることで、材料表面にアンカー効果の優れたメッキ前処理を行うことができ、メッキ処理により材料表面に密着性の高い金属被膜を形成することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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