出願番号 |
特願2006-159990 |
出願日 |
2006/6/8 |
出願人 |
国立大学法人福井大学 |
公開番号 |
特開2007-329334 |
公開日 |
2007/12/20 |
登録番号 |
特許第5156940号 |
特許権者 |
国立大学法人福井大学 |
発明の名称 |
高分子アクチュエータおよびその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
高分子アクチュエータ |
目的 |
従来の貴金属を用いた高分子アクチュエータに比べて、コスト的に安価で、短時間で簡単に製造可能な高分子アクチュエータおよびその製造方法を提供する。 |
効果 |
電極が、高分子バインダと、その中に分散されているカーボン粉末とを含んでなる構成を備えているので、従来の貴金属を用いた高分子アクチュエータに比べて、コスト的に安価で、短時間で簡単に製造可能な高分子アクチュエータを実現することが可能となる。 |
技術概要 |
高分子化合物からなるフィルムと、フィルムの両面に形成されている電極とを含み、電極間に電圧を印加することによって、フィルムを屈曲変形させる高分子アクチュエータである。この電極は、高分子バインダと、その中に分散されているカーボン粉末とを含んでなる。高分子化合物は、イオン伝導性高分子化合物である。高分子化合物は、非イオン性高分子化合物であり、イオン性液体を含有している。カーボン粉末は、高分子バインダ100重量部に対して、1重量部以上1000重量部以下含まれている。カーボン粉末の平均粒子径は0nmより大きく10μm以下である。高分子バインダは、フィルムを構成する高分子化合物と同一の高分子化合物を含んでなる。フィルムの厚みは、10μm以上5mm以下である。電極の厚みは、それぞれ、1μm以上2mm以下である。高分子化合物からなるフィルムと、フィルムの両面に形成されている電極とを含み、電極間に電圧を印加することによって、フィルムを屈曲変形させる高分子アクチュエータの製造方法は、高分子バインダの溶液に、カーボン粉末を分散させてペーストとし、ペーストでフィルムを挟んで加熱プレスする。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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