摩耗ゲージ

開放特許情報番号
L2009004340
開放特許情報登録日
2009/7/10
最新更新日
2012/3/2

基本情報

出願番号 特願2006-352957
出願日 2006/12/27
出願人 国立大学法人福井大学
公開番号 特開2008-164377
公開日 2008/7/17
登録番号 特許第4910143号
特許権者 国立大学法人福井大学
発明の名称 摩耗ゲージ
技術分野 機械・加工
機能 検査・検出
適用製品 摩耗ゲージ
目的 摺動部の摩耗量を段階的に正確に測定する摩耗ゲージを提供する。
効果 この摩耗ゲージによれば、機械が稼働状態であっても、摺動部の実際の摩耗状態を常時監視でき、適正な時期に部品の点検や交換を行うことができる。摺動部材の摩耗量に対応する回路の切断を検出することにより、摺動部の実際の摩耗量を段階的に検知することができ、摩耗量の変化の傾向を把握することができる。
技術概要
産業機械の摺動部材の摩耗を検知するための摩耗ゲージであって、摺動部材に固定可能であり、先端部に間隔をもって配置された1以上の摩耗検知用ラインを備え、摺動部材の摩耗に伴い1以上の摩耗検知用ラインが段階的に摩滅する、絶縁板からなる摩耗ゲージ本体部を備える。図(a)は摩耗ゲージの本体部及び回路部の側面図であり、図(b)は摩耗ゲージの本体部及び回路部の正面図である。摩耗ゲージ本体部100は、プリント基板からなる。プリント基板は、測定対象となる摺動部材(ターゲット)に応じ、リジッド基板又はフレキシブル基板から適宜選択する。摩耗ゲージ本体部100にリジッド基板を用いた場合には、摩耗ゲージ自体が一定の剛性を有するため、摩耗ゲージをターゲットに固定することが可能となる。摩耗ゲージ本体部100に、フィルム状のフレキシブル基板を用いた場合には、摩耗ゲージ自体は変形自在であるため、非測定部材の形状によらず、摩耗ゲージの接着によるターゲットへの取り付けが可能となる。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 検出法は、電気抵抗のみの単純な方法であるため、外乱に強く摩耗判定が容易である。そして、摩耗ゲージは単純な構造であるので、低コストで製作ができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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