冬虫夏草の突然変異体及びその変異体の培養法

開放特許情報番号
L2009004328
開放特許情報登録日
2009/7/10
最新更新日
2022/10/26

基本情報

出願番号 特願2007-201235
出願日 2007/8/1
出願人 国立大学法人福井大学、公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター
公開番号 特開2009-034045
公開日 2009/2/19
登録番号 特許第5343264号
特許権者 国立大学法人福井大学
発明の名称 冬虫夏草の突然変異体及びその変異体の培養法
技術分野 食品・バイオ
機能 安全・福祉対策
適用製品 医薬品、保健食品等への利用が期待される冬虫夏草突然変異株の製造に適用する。
目的 特定の方法により突然変異を誘発させる冬虫夏草突然変異株の製造方法を提供する。
効果 従来法に比べて、より簡便で大量生産に適し、かつ有効成分を高収率で得ることのできる冬虫夏草突然変異株の製造が可能になる。
技術概要
 
冬虫夏草属菌糸体に高エネルギーイオンビームを照射し、照射処理をした菌糸体から親株と菌学的性質の異なる菌株、好ましくは生理活性物質高生産株を選抜する冬虫夏草の突然変異株の製造方法にする。冬虫夏草としては、野生株、人工栽培株のいずれでもよく、好ましくは、生理活性物質であるコルジセピンを産生し、特に、産生したコルジセピンを菌体外に排出または菌体内に含有する、例えば、コルジセプス属のCordyceps militaris NBRC 9787等が用いられ、そして、例えば、炭素イオンビーム、水素イオンビーム等が、線量200〜2000Gyの範囲で菌糸株に照射される。かくして得られた変異株は、好ましくは、生体内核酸物質、例えば、アデニン、グアニンのアナログ存在下で生存可能であり、特に、コルジセピン高生産能を有する冬虫夏草(Cordyceps militaris)NBRC 9787変異株(FERM AP−21315)が挙げられる。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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