出願番号 |
特願2006-535177 |
出願日 |
2005/9/14 |
出願人 |
国立大学法人北海道大学 |
公開番号 |
WO2006/030834 |
公開日 |
2006/3/23 |
登録番号 |
特許第4660773号 |
特許権者 |
国立大学法人北海道大学 |
発明の名称 |
信号到来方向推定装置、信号到来方向推定方法、および信号到来方向推定用プログラム |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
信号到来方向推定装置とその推定方法のシステム |
目的 |
入力信号相関行列や雑音相関行列が特異である場合でも、信号到来方向を推定することができる信号到来方向推定装置、信号到来方向推定方法、および信号到来方向推定用プログラムを提供する。 |
効果 |
雑音相関行列の真固有値と真固有ベクトルと偽固有ベクトルとにより、入力信号相関行列や雑音相関行列が特異な場合でも、信号到来方向を推定することができる。 |
技術概要
 |
観測手段1で、雑音のみが存在する状況と到来方向推定対象の音が入力されている状態とのそれぞれを観測し、短時間フーリエ変換手段2で、短時間フーリエ変換を行った後、相関行列算出手段3で、雑音相関行列および入力信号相関行列を算出する。得られた相関行列で、雑音相関行列保持手段4および入力信号相関行列保持手段5にそれぞれ保持させる。次に、真固有値・真固有ベクトル・偽固有ベクトル算出手段6で、これらの相関行列を用いて、入力信号相関行列に対する雑音相関行列のこれらを算出させる。更に、補空間成分行列算出手段7で、得られた真固有値、真固有ベクトル、偽固有ベクトルに基づいて、信号部分空間の補空間成分を求める行列を算出させる。次いで、到来方向探索手段8で、その信号部分空間の補空間成分を求める行列を用いて、音の到来方向を探索する。入力信号間の相関行列や雑音相関行列が特異である場合でも、信号到来方向を推定することができる信号到来方向推定装置とさせる事が出来る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|