出願番号 |
特願2006-237680 |
出願日 |
2006/9/1 |
出願人 |
国立大学法人北海道大学 |
公開番号 |
特開2008-054621 |
公開日 |
2008/3/13 |
登録番号 |
特許第5098007号 |
特許権者 |
国立大学法人北海道大学 |
発明の名称 |
非スフェロイド化幹細胞の調製方法 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
非スフェロイド化幹細胞の調製システム |
目的 |
幹細胞を分化も増殖もしない状態に維持、保存する技術を提供する。 |
効果 |
この方法によれば、スフェロイド化していない未分化の幹細胞を調製することができ、またかかるスフェロイド化していない未分化の幹細胞を4日〜10日前後にわたって保存することができる。この様な未分化の幹細胞は、遺伝子治療、臓器移植、骨髄移植、ガン治療、または再生医学といった多岐にわたる医療分野において非常に有用である。 |
技術概要
 |
ハニカム状多孔質体に採取した幹細胞を定着させる工程、及び定着した幹細胞を無血清培地中でインキュベーションする工程を含む、非スフェロイド化幹細胞を調製及び/又は保存する方法である。また、ハニカム状多孔質体の孔径が0.01μm〜100μm、膜厚が0.01μm〜100μmである、方法である。また、幹細胞が体性幹細胞又は胚性幹細胞である方法である。また、無血清培地が幹細胞に対して分化を誘導する化学的因子が添加されていない培地である方法である。また、幹細胞に対して分化を誘導する化学的因子が、bFGF、TGFβ、EGF、PDGF、リン脂質、フッ素付加ステロイド、アリール酢酸系非ステロイド化合物及びレチノインからなる群より選ばれる一種以上である方法である。図1は、作製したハニカム状多孔質体の電子顕微鏡写真である。図2はハニカム状多孔質体上で観察された未分化神経幹細胞のスフェロイドを表した電子顕微鏡写真である。図3はハニカム状多孔質体の孔に一部または全部がはまり込んでいると推察される非スフェロイド神経幹細胞を表した電子顕微鏡写真である。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|