出願番号 |
特願2006-162535 |
出願日 |
2006/6/12 |
出願人 |
国立大学法人北海道大学 |
公開番号 |
特開2007-332187 |
公開日 |
2007/12/27 |
登録番号 |
特許第5103611号 |
特許権者 |
国立大学法人北海道大学 |
発明の名称 |
多相ポリマー微粒子及びその製造法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
多相ポリマー微粒子 |
目的 |
電子材料、光学材料、生分解性材料又は生理活性物質などを含む広範な分野において適用できる、均一な粒径を有する微粒子を製造する方法において、2種以上のポリマーからなる多相ポリマー微粒子とその製造法を提供する。 |
効果 |
多相ポリマー微粒子は、一つの微粒子に2種以上のポリマーを互いに分離した状態で含んでおり、その為、一つの微粒子に異方的に(asymmetrical)機能を付与することができ、多機能微粒子として利用することができる。例えば、多相ポリマー微粒子は、電子ペーパーの色剤、あるいは固体界面活性剤へ適用することができる。また、この製造方法は、かかる多機能微粒子を、極めて少ない工程により、かつ大量に製造することができる。 |
技術概要
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溶解度パラメータの差が0.1以上10以下である2種以上のポリマーからなり、2種以上のポリマーがそれぞれ集合して形成される2種以上のポリマー相を有する、多相ポリマー微粒子である。また、溶解度パラメータの差が0.1以上10以下である2種以上のポリマーをポリマーに対する良溶媒に溶解して良溶媒溶液を調製する工程、及び溶液に良溶媒と相溶する2種以上のポリマーに対する貧溶媒を添加した後に良溶媒を蒸発除去する工程を含む、2種以上のポリマーからなり、2種以上のポリマーがそれぞれ集合して形成される2種以上のポリマー相を有する多相ポリマー微粒子の製造方法である。図1は、多相ポリマー微粒子(2相ポリマー微粒子)の相構造を表す模式図、図2は多相ポリマー微粒子(3相ポリマー微粒子)の相構造を表す模式図、図3は製造した微粒子の電子顕微鏡写真である。図3の左からポリスチレン:ポリイソプレンが4:1の微粒子、1:1の微粒子、1:4の微粒子である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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