ドコサヘキサエン酸(DHA)の生産性の高い新規ラビリンチュラ類微生物およびその利用

開放特許情報番号
L2009004147
開放特許情報登録日
2009/6/19
最新更新日
2009/6/19

基本情報

出願番号 特願2006-022187
出願日 2006/1/31
出願人 国立大学法人 北海道大学、株式会社ロム
公開番号 特開2006-230403
公開日 2006/9/7
登録番号 特許第4047354号
特許権者 国立大学法人 北海道大学、株式会社ロム
発明の名称 ドコサヘキサエン酸(DHA)の生産性の高い新規ラビリンチュラ類微生物およびその利用
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 ドコサヘキサエン酸(DHA)の生産性の高い新規ラビリンチュラ類微生物
目的 これまでに無い新規な性質を有し、DHAの供給源として、従来とは異なる形態での利用が可能なラビリンチュラ類微生物と、その代表的な利用技術とを提供する。
効果 DHAを産生する新規微生物として取得されたラビリンチュラ類12B株とその利用技術である。この新規微生物は、形態学的・生理学的性質、およびrRNA遺伝子の塩基配列の違い等から、新しい種であると判断され、従来知られている類似微生物よりも生育速度が大きく、培養液1リットル当りの細胞の収量やDHAの生産量も高いので、DHA供給微生物としてより効率的に利用することができる。
技術概要
 
新規ラビリンチュラ類微生物は、DHAの生産能を有する新規ラビリンチュラ類微生物12B株(受託番号NITE P−68)である。このラビリンチュラ類微生物は配列番号1に示す18S rRNA遺伝子を有している。また、DHA含有組成物の製造方法は、培地に上記12B株を接種して培養する培養工程を含む。培養工程で用いられる培地は、液体、固形、または形状保持性を有する半固形の何れかの形状を有していればよい。また、培養工程では、培地の形状が固形である場合に、当該培地に添加する水分量の下限を45%(v/w)以上とすることが好ましく、水分量の上限を60%(v/w)以下とすることが好ましい。特に好ましくは45〜50%の範囲内である。さらに、この培養工程では、静置培養または振盪培養の何れかを適宜選択することができる。また、この培養工程では、培地として食品または飼料を用い、これに対して、ラビリンチュラ類微生物12B株を接種して培養することにより、食品または飼料にDHAを含有させることができる。特に、食品または飼料として、米ヌカを用いることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 この新規微生物は、例えば米ヌカを含む培地(柔らかな固形状態)でも増殖が可能であるという特性を有している。そのため、固形物をベースとした培地での培養を行うことにより、直接家畜の飼料、ペットフードなどとして利用することが可能となる。このように、DHAを家畜へ投与すれば、家畜の健康保全に役立つだけではなく、食肉や鶏卵などにDHAを取り込ませることができる。その結果、DHAやこれを用いた食品等の製造に有用だけでなく、例えば畜産製品においても、より付加価値の高い製品を製造することが可能である。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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