出願番号 |
特願2005-059503 |
出願日 |
2005/3/3 |
出願人 |
国立大学法人北海道大学 |
公開番号 |
特開2006-242771 |
公開日 |
2006/9/14 |
登録番号 |
特許第4701385号 |
特許権者 |
国立大学法人北海道大学 |
発明の名称 |
光学特性測定装置、光学特性測定方法、並びに、それに用いるプログラムおよび記録媒体 |
技術分野 |
電気・電子、化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
物性物理学、化学、生命科学、医療、薬学等の広範な分野における物質の同定や評価などに利用される光学特性測定装置に適用する。 |
目的 |
測定対象物の光学特性値の波長依存性を測定する特定の構成からなる光学特性測定装置を提供する。 |
効果 |
揺動や温度変化の大きい環境でも、また、測定対象物の種類によらず測定ができ、測定周波数領域が広く、かつ測定精度が高い光学特性測定装置が可能になる。 |
技術概要
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量子相関を持つ光子A、B対を生成し、光子Aを測定対象物(光学素子4)に射出する励起用レーザ1及び非線形光学結晶2と、測定対象物を透過した光子Aを第1成分および第2成分に分割し、光子Bを第3成分および第4成分に分割し、光子Aの第1成分と光子Bの第3成分とを混合して第1混合光を生成し、光子Aの第2成分と光子Bの第4成分とを混合して第2混合光を生成するビームスプリッタ5と、光子A、Bとの光路差を変化させる光学遅延回路6と、第1混合光および第2混合光の光子を検出する光子検出器7A、7Bと、光子検出器7A、7Bによって第1混合光の光子と第2混合光の光子とが同時に検出される頻度を同時計数率として計測する同時計数装置8と、同時計数装置8によって計測された同時計数率から、光子A、Bとの光路差の変化に対する同時計数率の変化を求め、この同時計数率の変化におけるディップ部分の値に基づき測定対象物の光学特性値の波長依存性を算出する分析装置9と、を備える光学特性測定装置10にする(図)。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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