出願番号 |
特願2004-305149 |
出願日 |
2004/10/20 |
出願人 |
国立大学法人山梨大学 |
公開番号 |
特開2005-160038 |
公開日 |
2005/6/16 |
登録番号 |
特許第4185984号 |
特許権者 |
国立大学法人山梨大学 |
発明の名称 |
音信号の加工装置および加工方法 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
音信号の加工装置 |
目的 |
簡単な回路構成で、音圧帯域の圧縮と伸長を組み合わせて行なうことができ、処理後の音の歪みを極力小さくし得る音信号の加工装置と加工方法を提供する。 |
効果 |
補聴器、聴音器等での微弱音の選択的拡大という用途のみならず、音楽データの加工や、音声認識装置に入力する音の前処理、音響を用いた各種診断法のデータ処理等に広く用いることができる。従来の自動利得制御(AGC)方式等の音信号の加工装置と比較して、比較的簡単な装置で安価に実現できる。 |
技術概要
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図1は、音信号の加工装置の電気的構成を示すブロック図である。音信号はA/D変換器により、デジタル信号に変換された後、複数の第1フィルタ1に入力される。複数の第1フィルタ1は、それぞれデジタル・フィルタであり、入力音信号の持つ周波数帯域を、複数の異なる分割周波数帯域に周波数分割する。入力音信号の各周波数成分は、それぞれ対応する周波数帯域のフィルタ1を通過する。数の信号(圧縮・伸長)処理手段2には、それぞれ対応する第1フィルタ1を通過した音信号が入力される。信号処理手段2は、音圧に相当する電圧の瞬時値Vを、式:W=sgn(V)・C|V/Vc|↑nに基づいて出力電圧Wに変換する。ここで、V:音信号処理手段への入力音信号の瞬時値、Vc:処理目的に応じて設定される入力音信号の正の基準値、W:音信号処理手段からの出力音信号の瞬時値、sgn(V):符号関数(V>0で+1、V<0で−1)、C:比例定数、n:処理目的に応じて設定される冪(べき)指数、である。Vc、n、Cは、パラメータとして予め設定しておけばよい。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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