出願番号 |
特願2007-195891 |
出願日 |
2007/7/27 |
出願人 |
国立大学法人東北大学 |
公開番号 |
特開2009-030121 |
公開日 |
2009/2/12 |
登録番号 |
特許第5137110号 |
特許権者 |
国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
電気炉ダストからの酸化亜鉛の回収方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
酸化亜鉛の分離回収、強磁性体粉末の分離回収 |
目的 |
酸化亜鉛が還元されることなくそのまま得られ、省エネルギーで、より効率的に酸化亜鉛を分離でき、さらに酸化鉄に付加価値をつけることができる電気炉ダストからの酸化亜鉛の回収方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、酸化亜鉛が還元されることなくそのまま得られ、省エネルギーで、より効率的に酸化亜鉛を分離でき、さらに酸化鉄に付加価値をつけることができる電気炉ダストからの酸化亜鉛の回収方法を提供することができる。 |
技術概要
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この技術では、電気炉ダストの粉末とカルシウム化合物の粉末とを所定量秤量、混合後、混合粉末を加圧成型し、加圧成形体を大気中電気炉で、温度900℃以上、1000℃以下で、60時間以上、120時間以下保持する。電気炉で処理後の加圧成形体を冷却後、粉砕し、粉砕後の粉末を液体に分散する。しかる後に、分散液体を直流磁場中で磁気分離することにより、非磁性体の酸化亜鉛を回収する。また、カルシウム化合物は、酸化カルシウムまたは炭酸カルシウムのいずれか一種から成り、電気炉ダストの粉末とカルシウム化合物の粉末との配合比率が、酸化カルシウム当量で、1:2以上である。また、水溶性成分を除去するために、電気炉ダストの粉末を、予め水洗浄・乾燥する。また、分散液体を磁気分離する工程において、酸化亜鉛の分離回収と同時に、強磁性体粉末を分離回収する。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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