出願番号 |
特願2008-082027 |
出願日 |
2008/3/26 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
特開2008-266630 |
公開日 |
2008/11/6 |
登録番号 |
特許第5322470号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
表面改質ミクロフィブリル化セルロース及びこれを含有してなる複合化樹脂 |
技術分野 |
繊維・紙、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
表面改質ミクロフィブリル化セルロース及びこれを含有してなる複合化樹脂 |
目的 |
繊維と複合化した樹脂の機械的強度を向上させる技術を提供する。 |
効果 |
機械的強度に優れたミクロフィブリル化セルロース含有樹脂とこれに必要なシランカップリング剤処理されたミクロフィブリル化セルロースを提供できる。 |
技術概要 |
ミクロフィブリル化セルロースをシランカップリング剤で処理してミクロフィブリル化セルロースを製造する。シランカップリング剤は、アミノ基を有するものである。シランカップリング剤は一つ又は二つの官能基と二つ又は三つの加水分解性基と0又は一つの非反応性基がケイ素原子に結合したものを1種単独で又は2種以上組み合わせて使用できる。代表的なシランカップリング剤は式:Y−R↑1−Si(R↑2)↓n(R↑3)↓3↓−↓nで表わせる。Yは官能基、R↑1がリンカー(主としてアルキレン基)、R↑2が非反応性基、R↑3が加水分解性基である。加水分解性基は加水分解によって水酸基を生ずる基である。nは0又は1を表す。好ましいnは0である。ミクロフィブリル化セルロースをシランカップリング剤で表面処理するには、先ず、シランカップリング剤、メタノール、エタノール等の低級アルコール及び水を混合し、シランカップリング剤を部分加水分解させ、この液にミクロフィブリル化セルロースを接触させ、次いで、ミクロフィブリル化セルロース内に含まれる溶媒を徐々に蒸発除去するため乾燥する。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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