メモリ管理方法、メモリ管理装置、及びメモリ管理プログラムが記録されている記録媒体

開放特許情報番号
L2009003336
開放特許情報登録日
2009/5/15
最新更新日
2023/1/24

基本情報

出願番号 特願2007-026111
出願日 2007/2/5
出願人 国立大学法人京都大学
公開番号 特開2008-191952
公開日 2008/8/21
登録番号 特許第4769946号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 メモリ管理方法、メモリ管理装置、及びメモリ管理プログラムが記録されている記録媒体
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 メモリ管理装置、及びメモリ管理プログラムが記録されている記録媒体
目的 連続した利用可能領域を生成する処理を中断して、主プログラムが処理を行うことができるメモリ管理方法、メモリ管理装置、及びメモリ管理プログラムが記録されている記録媒体を提供する。
効果 複製元データと複製先データとのデータの整合性を保つことができ、連続した利用可能領域を生成する処理を中断して、主プログラムが処理を行うことができる。従って、主プログラムの処理の実時間性を損なわずに、ヒープ領域に連続した利用可能領域を生成することができる。
技術概要
図1は、携帯電話1の構成を示し、図2はフラッシュメモリ(記録媒体)17の構成を示し、図3は、データ記録領域21の構成を示す。携帯電話1は、動的なデータを生成するJava(登録商標)言語を用いて作成されたプログラム(主プログラム)91、及びメモリ管理プログラム93の実行が可能である。携帯電話1は、音声を入力するためのマイク等の入力部12と、音声を出力するためのスピーカ等の出力部13と、ユーザによって操作されるキーを有する操作部14と、音声データ等の送受信を行うための通信部15と、メニューや通信状態等を表示するための表示部16とを備える、また、携帯電話1は、プログラム及びデータの情報が記録されたフラッシュメモリ17と、各種情報を一時的に記録するメモリ部(メモリ)18と、装置各部の制御を行うためのCPU11と、を備える。メモリ管理プログラム93によるメモリ管理処理について図4に示し、携帯電話1は、ヒープ領域22の利用可能領域が不足したときに、メモリ管理プログラム93を実行することによりメモリ管理処理を行う。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 オブジェクト位置記録領域を参照して、複製元オブジェクトの位置及び複製先オブジェクトの位置や、複製元オブジェクトの記録領域及び複製先オブジェクトの記録領域を取得することができるので、オブジェクトは複製位置ポインタを有する必要がない。そのため、ヒープ領域の使用効率が良くなる。
改善効果2 コンパクション処理終了後にオブジェクト位置ポインタの参照先にデータが存在しなくなることを防ぐことができるので、主プログラムが処理異常を発生することを防ぐことができ、連続した利用可能領域を生成する処理を中断して、主プログラムが処理を行うことができる。従って、主プログラムの処理の実時間性を損なわずに、ヒープ領域に連続した利用可能領域を生成することができる。
改善効果3 限定範囲内のスタック領域をヒープ領域内の利用可能領域に移動させる処理を中断して、主プログラムが処理を行うことができる。そのため、主プログラムの処理の実時間性を損なわずに、限定範囲内のスタック領域をヒープ領域内の利用可能領域に移動させる処理を行うことができる。
アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。

https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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