アルカロイド類の生産方法

開放特許情報番号
L2009003332
開放特許情報登録日
2009/5/15
最新更新日
2013/3/19

基本情報

出願番号 特願2009-519300
出願日 2008/6/12
出願人 国立大学法人京都大学
公開番号 WO2008/153094
公開日 2008/12/18
登録番号 特許第5177573号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 アルカロイド類の生産方法
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 アルクロイド類の生産システム
目的 微生物と植物酵素との組合せにより、ベンジルイソキノリンアルカロイドの有用な中間体であるアルカロイド類、特にレチクリンを産生するシステムを確立する。
効果 宿主細胞にレチクリン合成に必要な生合成酵素遺伝子を導入し、大量調製させた酵素を直接利用して基質を生物変換すること、あるいは、必要遺伝子を発現させた宿主細胞に直接基質を投与することにより、目的の産物のみを高効率で生産することができる。多様な有用化合物生産のための素材であるレチクリンが大量に生産できる基盤が構築される。さらにレチクリンを用いたさらなる代謝変換による新たなる創薬資源の開発が可能となる。この方法は、基質としてドーパミンと共にドーパミン以外のアミン類を用いる場合にも適用することが出来る。
技術概要
 
基質であるドーパミンを、モノアミンオキシダーゼ、ノルコクラウリン6−O−メチルトランスフェラーゼ、コクラウリン−N−メチルトランスフェラーゼおよび3V−ヒドロキシ−N−メチルコクラウリンが−O−メチルトランスフェラーゼの作用に供することを含む方法である。この方法では、ドーパミンを、モノアミンオキシダーゼの作用に供することによって、3,4−ジヒドロキシフェニルアセトアルデヒドを得る工程、ドーパミンと3,4−ジヒドロキシフェニルアセトアルデヒドとを反応させることによって、3V−ヒドロキシノルコクラウリンを得る工程、3V−ヒドロキシノルコクラウリンを、ノルコクラウリン6−O−メチルトランスフェラーゼの作用に供することによって、3V−ヒドロキシコクラウリンを得る工程、3V−ヒドロキシコクラウリンを、コクラウリン−N−メチルトランスフェラーゼの作用に供することによって、3V−ヒドロキシ−N−メチルコクラウリンを得る工程、および、3V−ヒドロキシ−N−メチルコクラウリンを、3V−ヒドロキシ−N−メチルコクラウリン−4V−O−メチルトランスフェラーゼの作用に供することによって、レチクリンを得る工程を含む。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 微生物酵素遺伝子と植物由来遺伝子とを組み合わせる代謝工学は、医薬産業に微生物システムのさらなる進歩を提供する。これにより、抗マラリア薬および抗癌薬を製造する新しい機会が開発される。チロシンからレチクリンヘのベンジルイソキノリンアルカロイド生合成における初期の工程は多くのイソキノリンアルカロイドの生合成に共通しており、レチクリンはすべてのベンジルイソキノリンアルカロイドの普遍的な前駆体であるからである。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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