出願番号 |
特願2006-316189 |
出願日 |
2006/11/22 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
特開2008-125470 |
公開日 |
2008/6/5 |
登録番号 |
特許第5114705号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
ビピリジン修飾ヌクレオシド又はヌクレオチド、及びそれを用いたメチルシトシンの検出法 |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
ビピリジン修飾ヌクレオシド又はヌクレオチド、及びそれを用いたメチルシトシンの検出システム |
目的 |
DNA試料中の目的塩基がシトシンであるかメチルシトシンであるかを判定するために好適に使用される新規なビピリジン修飾ヌクレオシド又はヌクレオチドを提供する。更に、簡便で高精度にDNA試料中の目的塩基がシトシンであるかメチルシトシンであるかを判定するメチルシトシン検出方法、それに使用されるプローブ、キット、核酸チップ、及びメチルシトシン検出装置を提供する。 |
効果 |
予めメチル化頻度と検出される蛍光輝度との関係を示す検量線を作成することによって、シトシンのメチル化頻度が未知のDNA試料に対して、メチル化量の定量が可能になる。 |
技術概要
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式〔図1)で表されるヌクレオシド又はヌクレオチドである。式中、nは0〜3の整数を示し、R↓1は、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、又はアミノ基を示し、Zは、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、カルボキシル基、アミノ基、ジメチルアミノ基、及びカルバモイル基よりなる群から選択される少なくとも1種で置換されていてもよい4,4V−ビピリジン基が、リンカーを介して結合している核酸塩基を示す。また、メチルシトシン検出方法は、DNA試料中のシトシンのメチル化の有無を検出、即ち、DNA試料中の目的とする塩基がシトシンであるか、又はメチルシトシンであるかを検出するための方法である。メチルシトシン検出方法において、シトシンのメチル化の有無の検出対象となるDNA試料は、その由来等については特に制限されるものではない。DNA試料としては、例えば、血液、尿、痰、精液、髪、皮膚などの生体サンプルそのものであってもよく、生体サンプルから単離されたものであってもよいが、単離されたDNAを用いることが好ましい。 |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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