出願番号 |
特願2006-197512 |
出願日 |
2006/7/19 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
特開2008-024795 |
公開日 |
2008/2/7 |
登録番号 |
特許第5119432号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
強度の向上したミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体 |
技術分野 |
有機材料、電気・電子、情報・通信 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、家電製品の筐体、文房具等の事務機器、スポーツ用品、輸送機器、建築材料等として広く利用される。 |
目的 |
弾性率だけでなく、樹脂成形体本来の強度も大きく向上したミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体を提供する。 |
効果 |
ミクロフィブリル化セルロースを含有するにも関わらず成形加工性に優れた樹脂が得られ、この樹脂を成形した成形体は、元々の樹脂の成形体より優れた弾性率及び強度を有する。 |
技術概要
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ミクロフィブリル化セルロース及び樹脂を含有する混練物を成形してなる樹脂成形体であって、ミクロフィブリル化セルロースの含有量が成形体全体の4〜15重量%であり、成形体の強度がミクロフィブリル化セルロースを含まないことを除いて同じ方法で成形された成形体の強度と比較した相対強度が1.10以上である。尚、樹脂が生分解性樹脂及び脂肪族ポリエステルからなる群から選択される少なくとも1種である。また、ミクロフィブリル化セルロース分散性及び樹脂溶解性を備えた溶媒に、ミクロフィブリル化セルロースの分散及び樹脂の溶解を行い、混合した後、溶媒を除去することにより、ミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体を製造する。更に、樹脂を溶解した溶媒の溶媒がジクロロメタンであり、ミクロフィブリル化セルロースを分散した溶媒がアセトンである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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