出願番号 |
特願2008-528725 |
出願日 |
2007/1/31 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2008/018188 |
公開日 |
2008/2/14 |
登録番号 |
特許第5017666号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
固有値分解装置、及び固有値分解方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
固有値分解装置 |
目的 |
並列性に優れた高速、高精度な固有値分解を実行可能な固有値分解装置等を提供する。 |
効果 |
固有値分解装置等によれば、高速で高精度な固有値分解を行うことができる。また、並列性にも優れている。分子軌道法による化学計算処理や統計計算処理、情報検索処理、その他の固有値分解を用いる処理を実行する装置等において有用である。 |
技術概要
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図1は固有値分解装置の構成を示すブロック図、図2〜図4は固有値分解装置の動作を示すフローチャートである。固有値分解装置1の固有値分解部15は、あらかじめ決められた大きさ以下の各対称3重対角行列を対角行列記億部13から読み出し、その各対称3重対角行列に対して固有値分解を行い、各対称3重対角行列の固有値と、その各対称3重対角行列の固有ベクトルを算出する。固有値分解記億部16では、固有値分解部15によって固有値分解された固有値と、行列要素とが記憶される。固有値算出部17は、固有値分解部15によって算出された固有値と、行列要素とを固有値分解記億部16から読み出し、その固有値と行列要素とから、分割元の対称3重対角行列の固有値と、分割元の対称3重対角行列の行列要素とを算出して固有値分解記億部16に蓄積する。固有値算出部17は、その分割元の対称3重対角行列の固有値と、行列要素とを算出する処理を、対称3重対角行列Tの固有値を算出するまで再帰的に繰り返す。固有ベクトル算出部19は、対称3重対角行列Tとその固有値とから、ツイスト分解法を用いて対称3重対角行列Tの固有ベクトルを算出して固有ベクトル記億部20に蓄積する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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