出願番号 |
特願2006-152407 |
出願日 |
2006/5/31 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
特開2007-321050 |
公開日 |
2007/12/13 |
登録番号 |
特許第5017640号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
極低温冷凍方法および極低温冷凍システム |
技術分野 |
無機材料、食品・バイオ |
機能 |
加熱・冷却、安全・福祉対策 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、医療機器、極低温冷凍機、超電導体等の分野で広く利用される。 |
目的 |
熱接触が良く、ドライアウトを回避するのに好適な極低温蓄冷媒体を提供し、さらに、それを用いた簡便かつランニングコストの低い、極低温冷凍方法及び極低温冷凍システムを提供する。 |
効果 |
ネオンが固体状態から液体状態を保つ広範囲な温度範囲で、極低温蓄冷媒体の熱容量のみによって冷却できるため、その間冷凍機を断続的に運転することが可能となり、ランニングコストを低減することができる。 |
技術概要
 |
被冷却体に接触して冷却する極低温蓄冷媒体であって、固体窒素と、固体窒素に対して0.1〜50重量%であるネオンとの複合体からなり、ネオンの少なくとも一部が、固体または液体の状態で、被冷却体と固体窒素との間に挿入されている。尚、被冷却体を非接触若しくは接触状態で取り囲む補強部材をさらに包含する。更に、被冷却体を冷却する極低温冷凍方法であって、(A)クライオスタット4内に収容された被冷却体に接触する固体窒素を形成し、(B)固体窒素に液体ネオンを浸透させ、その少なくとも一部を被冷却体と固体窒素との間に挿入し、(C)液体ネオンを固化させて、固体窒素及び固体ネオンからなる複合体を形成し、(D)複合体の寒冷のみにより、被冷却体を冷却し、(E)ステップDにおいて、固体ネオンが液体状態となった後、ステップC以降のステップを再度実行する。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|