出願番号 |
特願2005-332603 |
出願日 |
2005/11/17 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
特開2007-139540 |
公開日 |
2007/6/7 |
登録番号 |
特許第4825974号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
蛍光増強素子、蛍光素子、及び蛍光増強方法 |
技術分野 |
電気・電子、金属材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、標識剤(バイオセンサ)、DNAの鑑定、生医化学等の分野で広く利用される。 |
目的 |
蛍光物質より発せられる蛍光の強度を増強することができる蛍光増強素子、蛍光素子、及び蛍光増強方法を提供する。 |
効果 |
金属の強い消光作用を大きく低減し、表面から1nmという至近距離にある分子の発光速度を高め、極めて大きな蛍光増強効果をもたらし、取り扱いも容易であり、コスト的にも有利である。 |
技術概要
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素子表面に担持した蛍光物質3の発光を増強する光学素子であって、互いに独立して形成された、断面粒径が100〜800nm、厚みが30〜50nmの平板状金属粒子2が所定の基板1上に多数設けられて成る、蛍光増強素子である。尚、平板状金属粒子が銀からなり、また、基板1と、基板上において互いに独立して形成された、断面粒径が100〜800nm、厚みが30〜50nmの多数の平板状金属粒子2と、平板状金属粒子の表面に薄膜状に担持された蛍光物質3と、蛍光物質上に設けられ、厚みが100nm以下であって内部に蛍光物質3と同一種類の蛍光物質を分散保持している保持媒体5とから成る、蛍光素子である。更に、互いに独立して形成された、断面粒径が100〜800nm、厚みが30〜50nmの平板状金属粒子2が所定の基板上に多数設けられて成る蛍光増強素子の表面又は平板状金属粒子2の表面から所定の距離だけ離れた位置に蛍光物質3を担持させ、所定の励起光を照射することにより増強された発光を得ることにより、蛍光を増強する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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