出願番号 |
特願2008-505152 |
出願日 |
2007/3/13 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2007/105708 |
公開日 |
2007/9/20 |
発明の名称 |
網目形成体が内部に析出したガラスとその製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
網目形成体が内部に析出したガラス |
目的 |
Siなどの網目形成体(Network Former)である元素が内部に析出したガラスと、網目形成体である元素、SiやGeなど、の微粒子が内部に分散して析出したガラスと、その製造方法とを提供する。 |
効果 |
Siなどの網目形成体である元素が内部に析出したガラスを形成できる。網目形成体である元素、具体的にはSiやGeなど、の微粒子が内部に分散して析出したガラスを形成できる。 |
技術概要
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このガラスの製造方法(第1の製造方法)は、網目形成体である第1の元素が内部に析出したガラス(ガラスA−2)の製造方法である。第1の元素と、第1の元素よりも標準酸化還元電位が負に大きい第2の元素とを含み、かつ、含まれる酸素が化学量論比未満のガラス(ガラスA−1)に、レーザを照射して、ガラスA−1の内部に第1の元素を析出させて、ガラスA−2を得る。レーザの照射により第1の元素を析出させたガラスを、さらに熱処理してもよい。このガラス(第1のガラス)は、網目形成体である第1の元素と、第1の元素よりも標準酸化還元電位が負に大きい第2の元素とを含み、レーザの照射により第1の元素が内部に析出したガラスである。このガラス(第2のガラス:ガラスB−2)は、網目形成体である第1の元素と、第1の元素よりも標準酸化還元電位が負に大きい第2の元素とを含み、第1の元素の微粒子が内部に分散して析出したガラスである。レーザは、フェムト秒レーザである。繰り返し周波数が異なる2種以上のレーザをガラスに照射する。ガラスの内部に焦点が位置するようにレーザを照射して、ガラスにおける焦点近傍に第1の元素を析出させる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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