酸素および酸化物イオンセンサとその利用

開放特許情報番号
L2009003289
開放特許情報登録日
2009/5/15
最新更新日
2023/1/24

基本情報

出願番号 特願2005-276789
出願日 2005/9/22
出願人 国立大学法人京都大学
公開番号 特開2007-085948
公開日 2007/4/5
登録番号 特許第4742261号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 酸素および酸化物イオンセンサとその利用
技術分野 電気・電子、食品・バイオ、その他
機能 検査・検出
適用製品 バイオテクノロジー・半導体製造・医療・食品・環境技術等において利用できる酸素センサに適用する。
目的 特定材料の電極と参照電極、及び電解質相とから構成される酸素センサを提供する。
効果 電極や電解質が消耗することなく、幅広い温度範囲で使用でき、かつ幅広い酸素濃度領域で、安定に酸素濃度を精度よく検出することができる酸素センサが可能になる。
技術概要
sp3結合を有する炭素系材料からなる第1電極11と、参照電極として機能する第2電極12と、第1電極11、第2電極12と接触し、酸化物イオンを含む溶融塩13を有する電解質相と、第1電極11、第2電極12間における電位差を測定する電位差測定部14と、電解質相中の酸化物イオン濃度が既知である場合において、電位差測定部14によって得られる測定結果および電解質相中の酸化物イオン濃度に基づき、測定対象の雰囲気の酸素濃度を算出する酸素濃度算出部15と、を備える酸素センサ10にする(図)。sp3結合を有する炭素系材料としては、例えばホウ素等の不純物をドープしたダイヤモンドが好ましく、第1電極11及び第2電極12ともにこの材料で構成されたものが好ましく用いられる。また、電解質相としては、例えばLi↓2O、Na↓2O等の酸化物イオンを添加した、例えばLiCl−KCl、NaCl−KCl、LiCl等の塩化物の溶融塩が用いられる。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。

https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2022 INPIT