単糖の製造方法

開放特許情報番号
L2009003000
開放特許情報登録日
2009/5/8
最新更新日
2015/9/28

基本情報

出願番号 特願2009-010355
出願日 2009/1/20
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-166831
公開日 2010/8/5
登録番号 特許第5403587号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 単糖の製造方法
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 環境・リサイクル対策、材料・素材の製造
適用製品 単糖、セルロース系バイオマスの糖化、木質系バイオマスの糖化、バイオマスエネルギー、バイオエタノール
目的 バイオエタノール生産に関し、セルロース系バイオマスの糖化/発酵技術の開発が注目されている。従来、糖化方法として、硫酸を用いてバイオマス中のヘミセルロース及びセルロースを加水分解し単糖化する方法が主流であったが、反応器材料の耐食性、糖の過分解、環境負荷等から、何らかの前処理を行ってから酵素により加水分解し単糖を得る方法が進められているが、酵素糖化の収率、前処理に要するエネルギー、コスト等、解決すべき問題は多い。そこで、糖化酵素によりセルロース系バイオマスから単糖を製造する効率的処理方法を提供する。
効果 この方法を用いれば、セルロース系バイオマス中のセルロース成分の酵素糖化性は著しく向上し、また、ヘミセルロース成分も可溶化されて糖化酵素と効率良く接触し得るため、全体として高い収率にて単糖を製造することができ、化石燃料に替わるバイオマスエネルギーの提供に大いに貢献できる。さらに、この方法は、木質系バイオマスの糖化にも利用可能であるので、林業の活性化にも有用である。
技術概要
ヘミセルロース及びリグニンを含むセルロース系バイオマスから酵素処理によって単糖を得る方法に関する。このセルロース系バイオマスから単糖を製造する方法は、セルロース系バイオマスを第1の加圧熱水によって加熱処理する第1の水熱処理工程、第1の水熱処理工程にて得られた第1の水熱処理物を、可溶画分と固形残渣とに分離する固液分離工程、この固形残渣を第2の加圧熱水によって加熱処理する第2の水熱処理工程、ならびにこの可溶画分、及び第2の水熱処理工程にて得られた第2の水熱処理物を酵素によって糖化する酵素糖化工程を包含し、第2の加圧熱水の温度が、セルロース系バイオマス中のセルロース成分の酵素糖化性を向上させる温度である、単糖製造方法からなる。第2の加圧熱水の温度が240〜270℃であり、第1の加圧熱水の温度が210〜220℃であることが好ましい。この単糖製造方法の酵素糖化工程において、可溶画分および第2の水熱処理物の糖化は別個独立して行われても一緒に混合して行われてもよい。図は単糖製造方法における処理工程のフロー、ユーカリを用いて、この方法に従い二段階の水熱処理および酵素糖化試験を行った結果、及び比較例を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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