単層カーボンナノチューブ配向集合体、バルク状単層カーボンナノチューブ配向集合体、粉体状単層カーボンナノチューブ配向集合体、およびその製造方法

開放特許情報番号
L2009002990
開放特許情報登録日
2009/5/8
最新更新日
2018/1/8

基本情報

出願番号 特願2010-544871
出願日 2009/12/28
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2010/076885
公開日 2010/7/8
登録番号 特許第4803687号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 単層カーボンナノチューブ配向集合体の製造方法
技術分野 無機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 単層カーボンナノチューブ配向集合体、バルク状単層カーボンナノチューブ配向集合体、粉体状単層カーボンナノチューブ配向集合体
目的 重量密度(単位体積あたりの重量が小さい)が低く、優れた成形加工性を備え、比表面積が高く、且つ一本一本のCNTが規則的な方向に配向している単層カーボンナノチューブ(CNT)配向集合体、バルク状単層CNT配向集合体、粉体状単層CNT配向集合体、およびその製造方法の提供。
効果 比表面積が高く、配向性を備え、且つ様々な形態・形状への成形加工性を備えた、単層CNT配向集合体を実現できる。これら単層CNT配向集合体を個数濃度がフォーメーション工程で調整された触媒微粒子から、触媒賦活物質で著しく成長効率を高めたCVD法で作製できる。
技術概要
この技術では、基材と、基材に設けた、個数密度が1×10↑(10)〜5×10↑(13)個/cm↑2の触媒微粒子と、触媒微粒子から延伸して、集合体を形成する単層カーボンナノチューブとを備える単層カーボンナノチューブ配向集合体であって、単層CNTは、比表面積が600m↑2/g〜2600m↑2/gであり、且つ重量密度が0.002g/cm↑3〜0.2g/cm↑3であると共に、その配向度が、1.カーボンナノチューブの長手方向に平行な第1方向と、第1方向に直交する第2方向とからX線を入射してX線回折強度を測定した場合に、第2方向からの反射強度が第1方向からの反射強度より大きくなるθ角と反射方位とが存在し、且つ第1方向からの反射強度が第2方向からの反射強度より大きくなるθ角と反射方位とが存在すること。2.カーボンナノチューブの長手方向に直交する方向からX線を入射して得た2次元回折パターン像でX線回折強度を測定した場合に、異方性の存在を示す回折ピークパターンが出現すること。3.ヘルマンの配向係数が0.1より大きく1より小さいこと。のいずれか定義されるバルク状の単層カーボンナノチューブ配向集合体を提供する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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