出願番号 |
特願2010-544871 |
出願日 |
2009/12/28 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2010/076885 |
公開日 |
2010/7/8 |
登録番号 |
特許第4803687号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
単層カーボンナノチューブ配向集合体の製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
単層カーボンナノチューブ配向集合体、バルク状単層カーボンナノチューブ配向集合体、粉体状単層カーボンナノチューブ配向集合体 |
目的 |
重量密度(単位体積あたりの重量が小さい)が低く、優れた成形加工性を備え、比表面積が高く、且つ一本一本のCNTが規則的な方向に配向している単層カーボンナノチューブ(CNT)配向集合体、バルク状単層CNT配向集合体、粉体状単層CNT配向集合体、およびその製造方法の提供。 |
効果 |
比表面積が高く、配向性を備え、且つ様々な形態・形状への成形加工性を備えた、単層CNT配向集合体を実現できる。これら単層CNT配向集合体を個数濃度がフォーメーション工程で調整された触媒微粒子から、触媒賦活物質で著しく成長効率を高めたCVD法で作製できる。 |
技術概要
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この技術では、基材と、基材に設けた、個数密度が1×10↑(10)〜5×10↑(13)個/cm↑2の触媒微粒子と、触媒微粒子から延伸して、集合体を形成する単層カーボンナノチューブとを備える単層カーボンナノチューブ配向集合体であって、単層CNTは、比表面積が600m↑2/g〜2600m↑2/gであり、且つ重量密度が0.002g/cm↑3〜0.2g/cm↑3であると共に、その配向度が、1.カーボンナノチューブの長手方向に平行な第1方向と、第1方向に直交する第2方向とからX線を入射してX線回折強度を測定した場合に、第2方向からの反射強度が第1方向からの反射強度より大きくなるθ角と反射方位とが存在し、且つ第1方向からの反射強度が第2方向からの反射強度より大きくなるθ角と反射方位とが存在すること。2.カーボンナノチューブの長手方向に直交する方向からX線を入射して得た2次元回折パターン像でX線回折強度を測定した場合に、異方性の存在を示す回折ピークパターンが出現すること。3.ヘルマンの配向係数が0.1より大きく1より小さいこと。のいずれか定義されるバルク状の単層カーボンナノチューブ配向集合体を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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