植物系材料の成形体の作製方法及び該方法により得られる成形体

開放特許情報番号
L2009002987
開放特許情報登録日
2009/5/8
最新更新日
2015/9/28

基本情報

出願番号 特願2008-335354
出願日 2008/12/26
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-155394
公開日 2010/7/15
登録番号 特許第5327791号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 植物系材料の成形体の作製方法及び該方法により得られる成形体
技術分野 有機材料、機械・加工
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 植物系材料の成形体
目的 再生産可能な資源として、その活用が高く期待されている、木材や竹などの植物系材料を、簡便な装置、及び、穏やかな処理条件により、三次元形状の成形体に成形する成形体の作製方法及びその製品を提供する。
効果 植物系材料を高精度に圧密成形することを可能とする高精度圧密成形体の作製方法を提供することができる。
技術概要
 
凝集エネルギー密度が水と比べて小さく、水素結合能を有する溶媒を含浸させた植物系材料を型内に投入し、常温又は加熱下で加圧を加えることにより、構成細胞の相互位置関係を変化させて変形させ、型内に流動充填させ、圧縮力を加えて圧密成形し、三次元形状の成形体に賦形するとともに、成形時に、植物系材料の被成形体の内部表面を疎水化処理することからなる植物系材料の成形体の作製方法である。水素結合能を有する溶媒は、ジメチルスルホキシド、フォルムアミド、又はアルコールを用いる。植物系材料の内部表面を、フェノール樹脂、ホルムアルデヒド、又は無水酢酸で疎水化処理する。成形前の植物系材料を、バルクとして、単一で又は複数に分離して、型内に投入する。流動後の植物系材料における架橋ないし重縮合反応により、繊維構造を持つ材料の繊維間を接着することにより、得られる成形体の強度の増加を図る。成形前の植物系材料を投入した型内における材料の配置を調節することにより、成形を容易にするとともに、得られる成形体の繊維配向を制御する。溶媒を含浸させた植物系材料を、型内に投入し、10MPa〜300MPaの圧縮力を加えて圧密成形し、三次元形状の成形体に賦形する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 この成形体の作製方法を、繊維構造を持つ植物系材料に適用した場合、成形過程で繊維がほとんど破壊することがないため、成形体に繊維構造を持たせることが可能である。成形前の材料の配置が成形後の繊維配向に影響を与えるため、成形前の材料配置により成形体の繊維配向を制御できる。
改善効果2 内部表面を疎水化によって吸・脱湿による寸法・強度変化が抑制され、架橋や重縮合反応の場合には、繊維間の接着による強度の増加も狙える。成形と同時に疎水化反応を生ぜしめるため、処理による寸法変化の心配は無い。
改善効果3 塗装と違い、被成形体の内部表面を処理するため、水分の内部拡散による寸法と強度の経時変化を抑制できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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