出願番号 |
特願2008-330861 |
出願日 |
2008/12/25 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-148442 |
公開日 |
2010/7/8 |
発明の名称 |
硫酸化糖鎖を有する糖ペプチドを濃縮する方法及びそのためのキット |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
その他 |
適用製品 |
硫酸化糖鎖を有する糖ペプチドを濃縮する方法のためのキット |
目的 |
硫酸化糖鎖を有するペプチドの選択的な濃縮方法を提供する。 |
効果 |
硫酸化糖ペプチドを濃縮することで、従来、困難であった、生体試料からの硫酸化糖ペプチドの検出、硫酸化糖鎖を有するタンパク質の同定、が可能になる。そして、これらはいずれも疾患関連マーカーの探索に新たな手法を提供できる。 |
技術概要
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生体試料をタンパク質分解酵素で処理して得られるペプチド混合物を弱酸性の液に溶解した溶液に、カルボジイミドと求核剤を添加して、ペプチド混合物に含まれるカルボキシル基をアミド化する工程、アミド化されたペプチド混合物からなる群を含む溶液から、過剰の反応試薬を除去する工程、及び試薬を除去したペプチド混合物からなる群を含む溶液から、イオン交換クロマトグラフィーによって硫酸化糖鎖を有する糖ペプチドを濃縮する工程、を少なくとも備える、硫酸化糖鎖を有する糖ペプチドの濃縮方法である。また、硫酸化糖鎖を有する糖タンパク質を含む生体試料から、硫酸化糖鎖を有する糖ペプチドを選択的に濃縮するためのキットであって、少なくとも、縮合剤としてのカルボジイミド、及び求核剤としてのヒドラジドを備える、硫酸化糖鎖を有する糖ペプチドの選択的濃縮用キットである。図1は、この方法の概要を模式的に示し、図中Sは、硫酸基を示す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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