出願番号 |
特願2008-323208 |
出願日 |
2008/12/19 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-143861 |
公開日 |
2010/7/1 |
登録番号 |
特許第5366128号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
レブリン酸エステルの製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
炭水化物、アルコール、触媒 |
目的 |
様々な種類の炭水化物を用いたとしても、これらからごく少量の触媒によりレブリン酸エステルを効率よく製造できる方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、糖、でんぷん、セルロース等の様々な種類の炭水化物を用いても、これらから効率よくレブリン酸エステルを得ることができ、また従来よりも少量の触媒使用量または酸使用量で効率よくレブリン酸エステルを製造することができる。 |
技術概要 |
この技術では、原料として用いる炭水化物は、特に制限されず、従来この種のレブリン酸エステルの原料として用いられている全ての炭水化物が包含される。このような炭水化物としては、例えば単糖類、二糖類、オリゴ糖類、多糖類、それらの混合物、さらにはバイオマス由来のこれらのものなどが挙げられ、これらのうち、単糖類としては、例えばグルコース、フルクトース等の六炭糖やキシロース、アラビトース糖の五炭糖が挙げられ、また多糖類としては、例えばでんぷん、セルロース等が挙げられる。これらの原料は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよく、また、原料自体が混合物の場合にはそれより単離することなく混合物のまま用いてもよい。例えば、本技術では、内容積50mlのステンレス製オートクレーブにメタノールを10ml、グルコースを2.5mmolおよびAl(O↓3SCF↓3)↓3を0.02mmol加え、160℃で5時間加熱反応させた。反応後室温まで冷却し、反応溶液をガスクロマトグラフにより分析した結果、レブリン酸メチルが収率59%で得られていることが確認された。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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