酢酸濃度検出センサ

開放特許情報番号
L2009002939
開放特許情報登録日
2009/5/8
最新更新日
2012/3/16

基本情報

出願番号 特願2006-254887
出願日 2006/9/20
出願人 国立大学法人山梨大学
公開番号 特開2008-076195
公開日 2008/4/3
登録番号 特許第4918678号
特許権者 国立大学法人山梨大学
発明の名称 酢酸濃度検出センサ
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 機械・部品の製造、検査・検出
適用製品 酢酸濃度検出センサ
目的 酢酸濃度を簡易な手段でしかも正確に素早く検出することのできる酢酸濃度検出センサを提供する。
効果 酢酸濃度に応じて感応クラッド層の膨潤度が異なり、それによって感応クラッド層の屈折率が異なってくるために、光ファイバを通過する光の透過光強度が酢酸濃度に応じて異なることになる。それ故、透過光強度を測定することで酢酸濃度を検出することができる。この酢酸濃度検出センサは、食品分野での応用のみならず、例えば排便中にも酢酸が含まれることから寝たきり老人の排便をモニタリングする目的で医療分野での利用も可能である。
技術概要
酢酸濃度検出センサは、図1に示すように、光ファイバ1の一部にセンサヘッド2を設けた構成からなる。光ファイバ1は、中心部のコア3と、その周囲を被覆するクラッド4と、このクラッド4を被覆する表皮5とで構成されているが、この光ファイバ1のクラッド4の一部を除去し、露出したコア3の表面に酢酸の存在下で膨潤する敏感なクラッド、即ち感応クラッド層6を形成することによりセンサヘッド2を構成する。感応クラッド層6は、例えば、メンチルメタクリル酸とベンジルメタクリル酸との共重合ポリマー(P−(MtMA−co−BzMA))又はラウリルメタクリル酸とエチレングリコールジメタクリル酸との共重合ポリマー(P−(LaMA−co−EGMA))によって形成される。この共重合ポリマーは、図2に示される構造式からなる。図3は、酢酸濃度検出センサによって酢酸濃度を検出する場合の原理を示す。図4は酢酸濃度検出センサの作製方法を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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