アルキルピラゾールによる金属イオンの選択的回収

開放特許情報番号
L2009002914
開放特許情報登録日
2009/5/1
最新更新日
2014/2/26

基本情報

出願番号 特願2009-037123
出願日 2009/2/19
出願人 国立大学法人 宮崎大学
公開番号 特開2010-189348
公開日 2010/9/2
登録番号 特許第5429522号
特許権者 国立大学法人 宮崎大学
発明の名称 アルキルピラゾールによる金属イオンの選択的回収
技術分野 金属材料、有機材料
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 アルキルピラゾールによる金属イオンの選択的回収、金属イオンの高選択的抽出剤、ガリウムイオン・金イオン・パラジウムイオン・白金イオンの高選択的抽出
目的 貴金属イオン及びガリウムイオンは、装飾品、触媒、電子材料等として需要が増大する貴重な天然資源であり、また、電子材料製造廃棄物、自動車廃触媒、めっき溶液等として排出され、環境保全や資源回収の点から選択的回収技術が関心を集めている。そこで、貴金属イオンと卑金属イオンが共存する系から貴金属イオンを高選択的に抽出したり、様々な貴金属イオン種が存在する系から所望の貴金属イオンを高選択的に抽出したり、様々な卑金属イオン種が存在する系から所望の卑金属イオンを高選択的に抽出することを可能とする抽出剤及び抽出方法を提供する。
効果 この技術によると、貴金属イオンと卑金属イオンが共存する酸溶液から貴金属イオンを、及び様々な貴金属イオン種が存在する酸溶液の中から所望の貴金属イオンを、酸溶液中の酸濃度又は酸溶液のpHを調整することで、一工程にて高選択的に分離して抽出することが可能となる。また、この抽出剤を用いて、インジウムイオンや亜鉛イオンの存在下で、ガリウムイオンを一工程にて高選択的に分離して抽出することが可能である。さらに、抽出された貴金属イオン及びガリウムイオンは、一般的な逆抽出操作により容易に回収可能である。
技術概要
金属イオン、特に貴金属イオン及びガリウムイオンを高選択的に抽出できる、アルキルピラゾールを有効成分とする抽出剤及びこの抽出剤を用いた金属イオン、特に貴金属イオンおよびガリウムイオンを高選択的に抽出する方法に関する。この抽出剤は、一般式で表されるアルキルピラゾール化合物又はその塩[式中、R↑1は炭素数1〜24のアルキル基;R↑2〜R↑4は、水素或は炭素数1〜12のアルキル基]及び有機溶媒を含んでなる。抽出剤として、好ましいアルキルピラゾールの具体例は1-ドデシル-3,5-ジメチルピラゾールであり、クロロホルムなどの有機溶媒中に、0.01〜2 mol/dm↑3、好ましくは0.1 mol/dm↑3の濃度で含有させる。金属イオンの抽出は、金属イオンを含有する酸溶液から抽出剤を用いて、酸溶液中の酸濃度、或は酸溶液のpH等を調整することによって金属イオンを高選択的に抽出できる。金イオン及びパラジウムイオンを含有する5.0 mol/dm↑3を上回る塩酸濃度の水溶液から、金イオンを高選択的に抽出でき、また、ガリウムイオン及びインジウムイオンを含有する1.0 mol/dm↑3を上回る塩酸濃度の水溶液から、ガリウムイオンを高選択的に抽出できる。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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