循環器病マーカーとしてのインターロイキン13
- 開放特許情報番号
- L2009002424
- 開放特許情報登録日
- 2009/3/27
- 最新更新日
- 2010/5/7
基本情報
出願番号 | 特願2005-044644 |
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出願日 | 2005/2/21 |
出願人 | 国立大学法人佐賀大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2006/8/31 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人佐賀大学 |
発明の名称 | 循環器病マーカーとしてのインターロイキン13 |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 | 循環器病マーカーとしてのインターロイキン13 |
目的 | 循環器病の治療又は診断に極めて有用である、治療用組成物又は診断用組成物、及び診断用キットを提供する。 |
効果 | インターロイキン13(IL−13)は循環器病のマーカーとして利用することができ、IL−13は循環器病の治療又は診断に極めて有用である。 |
技術概要 |
血中インターロイキン13(IL−13)濃度の値が慢性心不全等の診断、治療効果の判定、及び予後判定に有用である。また、急性心筋梗塞症例及び急性心不全症例においても血中IL−13値の上昇が確認できた。血中IL−13値は外来診療においても簡便に繰り返し測定することが容易であり、血中IL−13値が有用な循環器疾患診断マーカーとなり得る。さらにIL−13が血管内皮細胞において細胞内シグナルを活性化し、内皮細胞生存と運動を阻害し、IL−13の血管内皮細胞障害作用が、抗IL−13受容体αサブユニット中和抗体、あるいは抗IL−13抗体を用いたIL−13シグナル遮断により阻害される。従って、IL−13を含むアレルギー性サイトカインの作用を阻害することは、心不全を含む循環器病の新規治療法に繋がる。このマーカー、診断用組成物、治療用組成物及び診断用キットは、いずれも、循環器病に関連して用いるものである。慢性又は急性心不全、心筋梗塞及び狭心症を含む虚血性心疾患、心臓弁膜症、不整脈、動脈硬化症等に用いる。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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