出願番号 |
特願2005-368470 |
出願日 |
2005/12/21 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2007-170962 |
公開日 |
2007/7/5 |
登録番号 |
特許第4336779号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
流体用密度測定装置および密度測定方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
密度、基本的物理量、状態変化、変質、超臨界流体、生産工程における高圧の利用 |
目的 |
流体用密度計は、特に、超臨界流体の正確な測定には用いられておらず、また実用上困難であったことに鑑み、極めて簡単な構成で精密な密度測定を可能にする流体の流体用密度測定装置および密度測定方法の提供。 |
効果 |
はずみ車の励振と振動検出を同一のトランスデューサーで行うことにより共鳴機構を小型に、計測システムをシンプルにすることができる。センサー部が小型であるため温度の均一性が良い。トランスデューサーとして圧電素子、そのほか磁力や静電気力なども使用可能である。共振周波数の測定は、インピーダンスアナライザーで、トランスデューサー素子の電気的複素インピーダンスを周波数を掃引しながら測定することによって行うことができる。 |
技術概要
 |
この技術は、流体である被測定物質を収容した容器と、容器内に配置され被測定物質を内包したはずみ車と、はずみ車を励振する手段と、はずみ車を励振する手段により生じた振動を検出してその共振周波数を測定する手段を有し、共振周波数から、流体である被測定物質の質量を測定することにより流体である被測定物質の粘度または密度を測定する流体用密度測定装置である。このような構成により、測定試料を穴内に含むはずみ車を吊るして、回転(ねじり)振動子とし、振動子の共振周波数変化より試料密度を算出するものである。従来の方法と比べて小型で、加振方法を工夫することによって高圧下にある流体の密度測定が容易に行えるようになった。また加振と振動検出を一つの素子で行うことによって装置をシンプルにし、信頼性を高めることができる。超臨界領域など流体の密度が環境により急激に変化する条件での高精度測定を可能にする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|