出願番号 |
特願2005-339621 |
出願日 |
2005/11/25 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2007-146911 |
公開日 |
2007/6/14 |
登録番号 |
特許第4528974号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
振動抑制装置 |
技術分野 |
電気・電子、機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、免振・制振 |
適用製品 |
2点間の相対位置変動、機械的なバネ、オイルダンパー、車両用サスペンション、リニア電磁アクチュエータ |
目的 |
一般の車両用サスペンション等に利用されている受動的な手段による振動抑制装置では、振動抑制に対する時間応答が十分でないという課題があること、また、能動型振動抑制装置では、十分な時間応答が得られる反面、定常的に駆動電力を要するという問題があることに鑑み、振動抑制に対する応答が十分速く、定常的な電力損失を防止することが可能な振動抑制装置の提供。 |
効果 |
磁力による斥力を発生させ、第1の永久磁石と第2の永久磁石との間に外部から永久磁石同士を近づける力が生じた場合であっても、位置の変動を抑え、即ち振動を抑える。一方、第1の永久磁石と第2の永久磁石とが離れるような方向の外力が加わった場合、第1の永久磁石を回転させて第2の永久磁石における対向する磁極が異極同士となるように設定する。これにより、磁力による引力を発生させ、位置の変動を抑え、即ち振動を抑える。 |
技術概要
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この技術では、振動抑制装置は、周方向に交互に磁極を異ならせて形成した第1の永久磁石と、第1の永久磁石に対向して配置され、周方向に交互に磁極を異ならせて形成した第2の永久磁石と、第2の永久磁石を軸方向に移動自在に支持する支持手段と、第1の永久磁石と回転軸を介して接続され、第1の永久磁石を回転させる電動機と、電動機を制御する電動機制御装置と、を有する。第1の永久磁石と第2の永久磁石間に働く磁力の斥力又は引力の大きさを、第1の永久磁石を回転させることにより抑制し、振動を抑制させることが可能となる。また永久磁石間に働く磁力によって振動抑制力を発生させているので、電磁石によって磁力を発生させる場合に必要な電磁石駆動電源を設ける必要が無く、さらに、電磁石の定常的損失が発生しない利点がある。また、振動抑制装置において、第1の永久磁石及び第2の永久磁石は、それぞれN極に磁化された部分とS極に磁化された部分とを一つずつ有することにより、磁力による斥力又は引力を最も強くすることが可能となる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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