出願番号 |
特願2005-325476 |
出願日 |
2005/11/9 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2007-134143 |
公開日 |
2007/5/31 |
登録番号 |
特許第4366505号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
交流駆動電気化学発光素子 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
光源、表示装置、蛍光性分子、電極間距離の誤差、輝度、応答速度 |
目的 |
イオン性化合物からなる支持電解質を用いた系では支持電解質と発光材料の副反応や電荷の偏りによる消光等素子としての安定性において課題を有していることに着目してなされたものがあるものの、高速応答を意識したものではなく、また一対の電極の距離の自由度の確保についても課題を残していることに鑑み、高速応答が可能であって、一対の電極の距離の自由度を確保した高輝度な電気化学発光素子の提供。 |
効果 |
一対の電極間に50Hz以上の交流電圧を印加すると、片側の電極で酸化体の生成、還元体の生成の両方を行い、酸化体及び還元体を衝突させることができるようになる。これにより、一対の電極間隔に大きく依存せず、電極間隔に対し大きな自由度を確保することができる。 |
技術概要
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この技術では、電気化学発光素子は、一対の電極と、この一対の電極の間に挟持される発光材料を含有する発光層と、を有する電気化学発光素子であって、一対の電極間に周波数50Hz以上の交流電圧を印加する電源装置と、を有する電気化学発光素子とする。この周波数以下である場合、発光が目に見えて劣化してしまい、あまりに高すぎると酸化還元反応による発光が生ずる前に電極の反転が起こり、発光材料の拡散が追いつかず発光が妨げられてしまう虞があるためである。なお、交流駆動電気化学発光素子の望ましい周波数としては、50Hz以上1500Hz以下、より望ましくは50Hz以上1200Hz以下である。交流駆動電気化学発光素子の発光層は、複数の異なる発光材料を有してなることが好ましい。発光材料を2種類以上含有させることにより、一つの電気化学発光素子において多色の発光を可能とすることができるようになる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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