出願番号 |
特願2005-301235 |
出願日 |
2005/10/17 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2007-108099 |
公開日 |
2007/4/26 |
登録番号 |
特許第4465473号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
流体の高分解能音速測定方法および装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
新素材分野、生物科学分野、抗原・抗体の相互作用、リアルタイム、物質の体積や弾性率の微妙な変化 |
目的 |
高圧容器内の温度安定性・均一性を良くする事が難しいこと、測定に多量の試料が必要であること、高圧により音響セルが変形すること、を鑑み、圧力下でも、1ppm分解能で音速を測定し、物質やその中に含有される物質の体積や弾性率の微妙な変化を明瞭に知る事を可能にする高分解能音速測定方法および装置の提供。 |
効果 |
音響キャビティー内での音波の発生と検出を同一のトランスデューサーで行い、かつ入力信号や試料外の経路を伝播した音波信号をうまく取り除いて、試料中の共鳴音波信号のみを検出する。このため、共鳴容器の反射壁を低周期で振動させて音響キャビティーを変調し、出力信号を変調周波数で同期検波する方法・装置を採用する。 |
技術概要
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この技術は、測定対象の試料を既知の長さの音響キャビティーに充填し、音響キャビティーの両端に配置した音波発生手段により音響キャビティー内を振動させ、振動の周波数を掃引して、音波検出手段により音響キャビティー内の共鳴が発生する共鳴周波数を検出して、音響キャビティー長を変調する手段により音響キャビティーの音路長を変調して、共鳴周波数と該変調された音路長により音速を測定する試料中の音速測定方法である。音響キャビティー(音響共鳴器)内での音波の発生と検出を同一のトランスデューサーで行い、これにより音響キャビティーは小型にでき、計測システムはシンプルになる。音響キャビティーを小型にする事によって、測定に必要な試料量を減らす事ができ、また温度安定化が容易になる。そこで、信号の発生・検出を単一トランスデューサーで兼ねるため、入力信号や試料外の経路を伝播した音波信号をうまく取り除いて試料中の共鳴音波信号のみを検出できるように構成する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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