出願番号 |
特願2005-128727 |
出願日 |
2005/4/26 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2006-308335 |
公開日 |
2006/11/9 |
登録番号 |
特許第4852740号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
高圧測定可能な示差走査型熱量計及びそれを用いた示差走査型熱流計装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
高温下での熱流束の測定、ポリマー、高圧下での微小熱量の測定、体積変化、構造変化、熱量変化 |
目的 |
試料を保持する熱量計として市販品に少しの改良を加えたものに過ぎず、圧力変化等に十分な対応可能な構造とはいえず圧力変化に対する安定性において課題を有し、感度が不十分であることに鑑み、高圧下で圧力を走査させた場合であっても高感度で測定を行う示差走査型熱量計、及び圧力走査のレスポンスが速い示差走査型熱流計装置の提供。 |
効果 |
圧力や熱流の安定性が高く、しかも圧力走査のレスポンスが速く、高圧下での測定を高感度で行うことができる示差走査型熱量計及びそれを用いた示差走査型熱流計装置を提供することができる。 |
技術概要
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この技術では、示差走査型熱量計は、筒状の側壁部材と、側壁部材に固定される台座部材とからなる金属フレームと、金属フレームにおける台座部材の表裏面のそれぞれに配置される一対の半導体熱電素子と、金属フレームの側壁部材の開口部分を覆う一対の金属キャップと、を有する。示差走査型熱量計によると、金属フレームの台座部材の表裏に半導体熱電素子を配置することで、二つの間の温度差等の差をより少なくできるため高感度化することができ、更に、表裏に配置することで設置面積を少なくできる。このようにすることで高圧下であっても配置可能な程度に小さくすることができ、高感度な示差走査型熱量計を実現できるようになる。また、金属フレームの台座部材において、側壁部材近傍の厚さが、半導体熱電素子が配置される部分における厚さよりも薄いことが望ましい。このようにすることで、側壁部材近傍における台座部材が熱抵抗となり、半導体熱電素子が配置される台座部分の熱の側壁部材側への漏洩を少なくすることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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